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介護保険外サービスを個人事業、フリーランスで行う過程⑦(柔軟なサービスによる弊害)

こんにちはアルゴです。

いやー、全然noteサボってました。書く時間がないというわけではないんですが、クタクタに疲れてて気力がありませんでした。せっかく書くなら読んでもらう人に有益な情報を届けたいので。

今回は個人事業で行っている介護保険外サービスのお話です。


柔軟な対応ができる個人事業での介護保険外サービス


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私が保険外サービスを立ち上げたのは今までnoteでお話してきたとおり、介護保険という国の決めたルールの中で、やってはいけないこと、できないことを可能にするためです。

たとえば、床の掃除はいいけど、窓の掃除はだめとか、謎な成約がいっぱいあるんですよ。

私も全部が全部、把握しているわけじゃないですけどね。

なので、保険でできないことをやるというよりも、お客様が困っていること、自分ができることなら何でもやりますよ…というスタンスなのです。


しかしいくら保険外とあっても、柔軟にしすぎると相手のためにならないということがあります。

ここでは例として、私がゴミ捨てで訪問しているお客様(Aさま)の事例をあげます。

Aさまはエレベーターのない団地の3階に独居で住んでいます。足腰が悪くてとてもゴミ捨てができる状態じゃありません。その援助をしています。

毎月決まった曜日の決まった訪問することになっているのですが、Aさまのご都合で、その曜日が1週前になったり、1週後になったりするかもしれないとご本人からお話がありました。

こちらとしては対応可能な限りは受けてあげたいという、ギブの精神でした。こちらとしても、ゴミ捨て1回では大した収入にもなりませんが、大切なお客様なので可能な対応はしてあげたいという気持ちです。

実質、開業したててまだお客様もそんなにいないですしね(笑

そういった私の言葉にAさまは、「柔軟に対応してくれるからありがたい」と喜んでくださいました。


親切心、柔軟な保険外サービスは時に弊害をうむ・・・かもしれません


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しかしここで大切なのが、ケアマネジャーや介護保険サービスとの兼ね合いです。


Aさまは担当ケアマネジャーからの依頼でした。当然、介護保険サービスも受けています。そこでできないことの隙間を埋めるために私のサービスを選んでくださいました。

ケアマネさんとお話するうちにわかってきたことですが、今後新しい介護保険サービスを使っていく中で、

「どんなサービスでも柔軟に対応してくれるんだ」と思われたくない…とケアマネさんはおっしゃっていました。

何でもかんでもやりすぎると、わがままになってしまう可能性もあるんですね。

いくら保険外サービスとあっても、決められた提供時間は提供時間です。

5分〜10分すぎちゃったけど、私の裁量で「過ぎちゃったぶんはタダにしますよ」ということがカンタンには言えないのです。

その方が私のサービスだけを使っているならともかく、他のサービスも使っているわけです。Aさまは介護保険サービスも保険外サービスも使い始めたばかりで、その線引が明確にできていません。(契約時説明はしていますが)


介護保険の枠組みの中では、ルールが明確にあり、利用者もサービス提供者も対等な立場です。

特養やデイで働いていたころはわかっていましたが、それは柔軟な保険外サービスであっても、変わらず大切なことですね。


私の正直な気持ちは、
昭和・・・昔ながらの商店街の八百屋のおじさんみたいになりたいという気持ち。

「😌奥さん今日もきれいだね?よーし、今日はこのトマト1個おまけしとくよ」


おじさんの気分や裁量、お客さんとの友好関係で、サービスを変えているのです。


でも、保険外サービスにおいては、介護保険による成約がないとはいっても、柔軟すぎることができません。


担当するケアマネジャーや家族のことを考えていかなければなりません。


親切心、どこまでも尽くしてあげたいという気持ちはかえって弊害をうむことになる・・・・その見極めが重要ですね。

まだまだ勉強させられるばかりであります。


PS 

介護保険外、フリーランス介護福祉士に関するキンドル本をちょっとずつ執筆中。発売時にお知らせしますので、ぜひnoteのフォローをお願いします!


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アルゴ@介護福祉士(フリー)
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