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セルフライナーノーツ - 『Time To Leave』③(歌詞編)

たまに人にヨモギまんじゅうを無性に投げつけたくなります、どうもAlfredボーカルのSHIGE(→Twitter →Instagram)です。

さて、これまで音源作成の過程について話したから、次は歌詞について書きます。

ザックリ言うと「男性がバンドで売れて海外に進出することになったんだけど、恋人の女性にそのことを言い出せずに、結局何も言わずに家を出ていってしまう」という物語です。

あ、ちなみに俺は物語を書くのが好きです。自分の手で他の人の人生を創り出すってめちゃくちゃ面白いです。だって自由に登場人物を作って、勝手に命を宿すことができるんだもん。オモロイオモロイ。

あと聞いてるとその主人公になった気分になるんだもん。あの非日常感が好き。映画を見てるときみたいな、あの感じ。

まあそれはさておき、歌詞を一緒に見ていこうか。

I need time to know what I need to fall asleep
全然寝付けないまま
In a moon light no one wake up in a dialogue
月明かりでお喋りをする二人
Talking about our times I never throw away
忘れられない昔話
Can you tell me where you hide yourself in labyrinth?
結局君はあの迷路でどこに隠れていたのかな

夜ふかししながら、二人が部屋で話しているシーン。ちなみに、男性は次の日海外進出で出国する予定。そのことは、女性には当然言ってない。ただ、この時女性はもうすでにそのことを知っていたんだ。っていうのも、MVでは描ききれなかったんだけど、男性の航空券を女性が見つけちゃったんだよね。見つけたときはかなりショックだったと思う。ただ、自分のワガママで引き止めるわけにはいかないから、必死に知らんぷり、無理して笑顔作ってたんだと思う。昔話をし始めたのは男性の方。女性もなんで今このタイミングで昔話をしてきたのかは理解している。

「迷路」っていうのは、二人がサマーフェスティバルに行ったときの話で、Bメロにそのときの情景を描いたから一緒に見てみようか。

I don’t even know the sound of fireworks
花火の音にも気付けなかったんだ
‘Cause I was running and looking for you 
あの時は君を探すのに必死だったから
The game would fade to black and goal is gone
でも結局出口も見つけることができなかったんだ

迷路ってことは、女性とはぐれてしまったのかな?なんだか、その後の二人の未来を暗示してる気がする。今自分で読んでて初めて気づいた。みたいな感じで、俺もリスナー側に立って初めて知る物語があったりする。俺の役目はあくまでも「演者を生み出す」こと。そして、そこにどんな物語を描いていくかは、曲を聞くみんなの役目。だから面白いんだぁ、歌詞って。ふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇ!!!!!

Ever you said
君がいつも言ってくれたこと
Ever you told me
君がいつも教えてくれたこと
“I’ll be here never close your eyes
ずっと味方だから
I hold you tight”
ずっと抱きしめるから

There is your star
君という星が空に浮かぶ
Always shining bright
いつも輝いていた
“I’ll be here never make you cry”
もう泣かせないって決めたのに
I told you a lie
僕は嘘をついた

そしてサビ。

君はいつも味方で、ずっとそばにいるって言ってくれていた。君は約束を守り続けた。でも僕はどうだ。泣かせないって決めたのに、嘘をついた。

彼は自分の夢を叶えたい。ただ、女性のことももちろん手放したくない。そんな葛藤に揉まれていたんだろうね。何事も、何かを得ようとすると何かを失うのは世の常。中でも、特に顕著に現れるのが「恋愛」だと思う。応援する側は、相手の夢が叶ってほしい。それは確かに本心だ。でも、その一方で二人の間にどうしても距離を感じてしまう。夢を追う側はそんなの気づかないし、離れていってるつもりも粗野に扱っているつもりもない。でも応援する側はそれを敏感に感じ取る。このままだと離れていってしまう、自分は必要ないのかもしれない、と。

そんな男女の間で起こり得るどうしようもない葛藤を、このサビで主人公が伝えてくれています。ひょっとして、みんなも経験したことあるんじゃないかな。コメントとかでこっそり教えてください👍

I feel lost in a thousand million shooting stars
何十億もの流れ星に戸惑う
Whether we wish on this or that one nobody knows
どれに願えばいいのだろう
Sometimes I’d be wondering if I dream or not
時折夢なのか現実なのかわからなくなり
Then I look up at that clock it shows 3:00AM
時計を見たらもう午前3時だった

Time To Leaveのテーマの一つとして「星」が挙げられますね。サビでもyour starって言ってたり、と。ずっとこのまま二人の時間が続いてほしい、って流れ星に願ってるのかな。

Cメロでも「そろそろ行かなきゃいけないなんて口に出すことはできなかった」って言ってるから、たぶんずっと言い出せずにいたらこんな時間になっちゃったんだろうね。でも結局言えなかったんだろうな、明日バイバイしなきゃいけないって。

I spill my coffee on my own wear you bought
君の買ってくれた服にコーヒーをこぼす
You always give me a smile and where I’m found
それも全て笑い飛ばしてくれる場所だった
Don’t even do away with the stain at all
でもその汚れは落とさなかった
‘Cause it feels like there’s no time I see you
もう二度と会えないような気がしたから
They were falling down
そうしているうちに星は落ちていった

服についた汚れすらも恋しくなるって、相当辛いんだろうな。まあ、俺なら普通にクリーニングに出すけどわらwらわらwrわ

そしてためらっていたら、願うはずの星が落ちてしまった。この曲の結末を暗示してるみたい。

"I've got to leave in a moment"
そろそろ行かなきゃいけないなんて
Left unsaid
口に出すことはできなかった

結局、主人公は女性に言い出すことはできなかったんだね。そして男性はそのまま旅立ってしまったんだ。


さて、以上のように僕は解釈してるんだけど、みんなはどういうシナリオを描いた?あくまでも主人公を生み出すのが俺の役目で、彼らがどういう道を歩むのかはみんなが描いてください。ぜひこの二人の物語をみんなで完成させてあげてください。

では後ほどーーーーーーー!
ばあいーーーーーーーーー!

P.S. 一日最低27回はオナラします。

(Vo.SHIGE


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