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【マイクラ統合版】コマンド「scoreboard objectives」

※この内容はマイクラ統合版での内容です。

マイクラ統合版でいろんなゲームを作る機会があったので、
コマンドをいろいろ勉強した備忘録です。

今回は「scoreboard objectives」

Minecraftでオリジナルゲームを作る場合は
避けて通れないほど大切なスコアボードに関する内容です。
避けて通れないのに地味に難しいんです……。

記入の方法は以下

# スコアボードを作成、追加する
scoreboard objectives add <オブジェクト名> dummy <表示名>
 
# スコアボードを削除する
scoreboard objectives remove <オブジェクト名>

# スコアボードを表示する
scoreboard objectives setdisplay <表示する場所> <オブジェクト名>

# スコアボードの一覧を表示する
scoreboard objectives list

上記の記入方法を見ると
「objectives」はスコアボードのオブジェクトそのものを
操作するためのコマンドのようです。

また、
「objectives add」の「dummy」部分は
java版では種類があるようですが、
統合版ではdummyしか使えないみたいです。

スコアボードというと様々なサイトや動画で勉強すると
「野球の得点板のようなもの」
と説明されますが、
実際に使うと
「名前が付けられて数字を1つ書いておける付箋用紙」
のようなニュアンスが近いような気がします。
プログラムをやったことがある人の場合はint型の変数みたいな……。
実際のプログラムの変数と違うところは
スコアボードのオブジェクトを作成したら
それがワールドにいるすべてのエンティティに適用できて、
それぞれ別の数字を持つことができるところでしょうか。

野球の得点板

さて、
実際に使ってみましょう。

スコアボードを使用するときは
必ずオブジェクトを用意しなければなりません。
付箋用紙も名前も用意していないのに
いきなり数字を付箋用紙に書けと言われても無理ですよね……。


スコアボードを作成・追加するコマンドは
「scoreboard objectives add」コマンドです。

scoreboard objectives add scr dummy "スコア"

上記のように書くと
scrと名前の付いた付箋用紙のたばを用意してくれます。
このスコアを「setdisplay」で表示すると
最後に指定した「スコア」で表示されます。
これを今後説明する
「scoreboard players」コマンドを使用して数字を書き込み
指定したエンティティに張り付けていくイメージです。

この付箋用紙の束、オブジェクトは1つだけでなく
たくさん用意することができます。


スコアボードを削除するコマンドは
「scoreboard objectives remove」です。

scoreboard objectives remove scr

上記のように書くと
「scr」オブジェクトが削除されます。
もちろん「scr」オブジェクトが作られていない場合はエラーになります。

スコアボードを削除すると
すでにほかのエンティティに張り付けてあるスコア(付箋)もはがして
まとめて削除します。
オブジェクトを削除した後に
削除したオブジェクトの数字を変えたい!
とかはできないので注意してください。


次ににスコアボードを表示する
「scoreboard objectives setdisplay」です。

scoreboard objectives setdisplay <表示する場所> scr

上記のように書くと
「scr」オブジェクトを指定した場所に表示してくれます。
表示できる場所は以下の通りです。
・list
 →メニューを表示したとき、
  右側に表示されるプレイヤー一覧の部分。

・sidebar
 →ゲームプレイ中の右側真ん中

・belowName
 →プレイヤーのネームタグの下
  シングルプレイの場合は表示されない
  (ので画像が用意できませんでした……)


最後にスコアボードの一覧を表示する
「scoreboard objectives list」です。
そのまま入力すれば
現在作成されているスコアボードの一覧がチャット上に表示されます。


次回のコマンド備忘録は「scoreboard players」です。

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