軽い病気になって出会った「スキップとローファー」を紹介
どうもアルファです。
久しぶりのnoteだぁ〜‼️
独り言みたいにこうやって言いたいこと書き残すのええよな。好き。
ってことでタイトルの通り、
2023年にアニメにもなった「スキップとローファー」を紹介させていただきます!
まあ結構有名な作品なので、あらすじは簡単に紹介して
個人的に刺さったところを中心に話していけたらなぁと思います。
それでは参りましょう!
とある病にかかったお話
作品の話をする前に少しだけ...
この前初めて精神科にかかってきたのですが、
いわゆる「不安症」というやつなっちまったみたいです。
食欲が低下したり、冬なのに睡眠中大量の汗をかいたり、過呼吸になったりと
物理的な症状が出てきたのをきっかけに受診してみたらそんな結果でした。
その直前にこのアニメを見ていたところから、ちょいと原作買ってみっかなって思い今に至るわけです。
病気がきっかけで、作品にどっぷりハマることになるとはね...
簡単なあらすじ
地元の中学校で神童と呼ばれた主人公の岩倉美津未(いわくら みつみ)は、都内の高校進学のため石川県の能登半島から上京してきます。
何事にもまっすぐでどこか天然なみつみは、地元とのギャップを感じながらも新しい環境で高校生活を送っていくことに。
一方で周りの友人もみつみの純粋さに触れることで次第に彼女との関係を深めていきますが、
それとともに自身の人間性やコンプレックスなどと向き合っていきます。
そんな学生生活の中で送られる人間関係や心情を描いているスクールコメディ漫画です。
主人公の美津未と、入学初日に出会う元子役の志摩聡介(しま そうすけ)が主に中心となって物語は進んでいきます。
この作品の見どころ
https://youtu.be/3or0Mky3qCA?si=A3McLNie7rZ9KGUJ
のちに私も見たこの動画でも紹介しているのですが...この作品の1つの核となるのが、
「自分と向き合う」
ということだと思います。
何かしらの表現者(俳優、声優、クリエイティブ関係の人など)
は誰しもが一度は体験するようなことですが、
自分の過去であったり、置かれている現状であったり
そうなった原因を自ら掘り返していく、もしくは目を背けていたところに向ける
ということに各キャラクターが直面します。
27歳の私でさえ、そんなことができているだろうか?
と感じさせられることに彼ら彼女らは高校生という立場でそれを経験していくというのが、
この作品の大きな見どころだと思います。
これを踏まえて、個人的に刺さった部分を紹介していきます!
個人的に刺さったポイント
①誰しもが自分の“嫌なところ”を持っている
みつみの純粋さに触れることで、逆に自分のあさましい心を露わにされていくんですよね。
・本来言いづらいことを本人の前で口に出す
・自分の目標を表立って宣言する
こういったことを躊躇いもなく実行することが、美津未はできちゃうんですよね。
人間関係の構築において、“空気を読む”ということは
ときに正しくないことでも乗っかる必要があって、そうしないと敵対関係を生む原因になるものですが
それすらも「良くない」と断定できてしまう。
そんな美津未を目の前にすると、
自分が持っていたやましい心が露わになるように見えるんですよね。
ただ、そういう感覚って誰しもが持っているもので
気にしなくて良いというわけではないですが、
“自分だけが”と思う必要はないんだろうなぁとも思わされました。
②共感できてしまうコンプレックス
・全力になり切れない中途半端な存在だ
・周りから人生うまくいってるように見える
・自分とは世界が違うとレッテルを貼る
・過去に自分ができなかったことを目の前で見せつけられているように感じる
それぞれのキャラクターが抱えているコンプレックス、それらがあまりにも鮮明に自分と重なるときがあって(というかあり過ぎて)、
読んでいて常に自分をかき乱されるような感じになります。
一人ひとりのキャラがそれぞれ異なる個性を持っていて、
各々が何かしらのコンプレックスを抱えている、もしくはそれに気づいてしまう...
それがとにかくリアルに描かれています。
だからこそキャラクターへの感情移入がしやすく、
この世界の日常に自分を溶け込ませたくなる感覚になるのが魅力だなぁと感じました。
ちなみに俺がいっちゃん自分と重ねて見てしまったキャラは、
美津未の叔母(?)にあたりナオちゃんです。
③「全部は無理だ」ってこと
原作8巻で放った美津未の一言(アニメではまだ出ていません)。
「わかってたずっと、全部は無理だって」
そう分かっていても、美津未からこの言葉が出たことがとにかく体の内側から締め付けられる感覚でした。
目の前に手に入りそうないくつもの選択肢、
どれも捨てたくなくて手放さないことに必死になるけど
現実は何かを諦めなければいけない。
自分を偽るための虚像を一生押し通すことや、
歩んできた道のりを全て無かったことにしようとすることは
本能的にどこかで限界が来てしまうのだと...
この1年特に自分の中でひたすら新しいことに身を置こうと、仕事やプライベートで今まで経験してこなかったものをインプットしようと必死でした。
実際それによって得たものは確かにあって、でも過去に得たものを失いたくないという葛藤も同時に生まれて...
果たしてそれが理由かは定かではありませんが、結果としてそれが病気として形に現れてしまったのかもしれません。
ただこの言葉によってどこか解き放たれたような感覚もあって、
この作品と美津未に一層愛着が沸いたシーンでした。
さいごに
・・・すまん、結構暗い話になっちゃったね。
でも作品自体は基本明るめなテイストで進行していくから、
アニメでも漫画でも気軽に触れてみてください!
オープニング曲の「メロウ」は神曲です。
あとこの作品のおかげでやりたいことが1つ増えました。
「石川県珠洲市に行きたい」
次はまた撮影関連の記事でも書けるといいですね!
ではまた👋
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