ネットビジネス進化論 尾原和啓
例えば上映開始直前の映画館の座席は格安で買うことができる、というようなダイナミックプライシング。定価のメリットは好きな席が選べる、格安で買える代わりに残っている席しか選べない。
フリクションレスが実現できることでユーザーの行動パターンが変わり、新しいトレンドが生まれてくる。
IDと決済を皆が狙っている。個人商店をどう手にれるかが鍵。
何かができるように手助けすることをイネーブラーと呼ぶ。キャッシュレスというイネーブラーによってお金の動きが記録され可視化される、それによって信用情報が蓄積されるようになり、これをベースに個人の信用データを分類していくことができる。これにより疑うコストを下げることができる。
ブロックチェーンによって本物かどうかを確認するコストが不要になった。
フリクションレスになったことで売買が簡単になり、簡単になったことで商品の回転数があがってシェアに近づいた。
シェアリングエコノミーが発達することでリアル世界のAPI化が起こる。トコペディアで商品を買うとグラブで配達がされたり、出張先のホテルのアプリが周辺のジムやクリーニング店とAPIで連動して高級ホテル以上のサービスを実現できてしまう。
ユニットエコノミクスを見て判断をする。
バリュースライシングで業務プロセスを切り分けて、それぞれを専門家にしていく。
ビジネスはタイミングを間違えると全てが水の泡になる。
続いてチーム/実行力、独創的なアイディア、ビジネスモデル、資金調達が重要。
アクセルの踏みどころを見極める、タイミングを間違えると資金を溶かすだけ。
パイプサイクルで技術のトレンドをつかみ今どのフェーズ化を判断して投資をする。ピーク期で飛び込んでも無駄で、黎明期から張り続けるか、幻滅期に仕込みを開始するようなアプローチ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?