尊敬する経営者

僕は高校時代ラグビー部に所属していたが、そのラグビー部の先輩に工具を扱う会社を経営している先輩がいる。先輩と言っても僕より一回り上なので、大先輩である。

高校時代はラグビーを教えて頂き、社会に出てからは社会人としての在り方を、祖先や母校そして後輩に対して恩返しをする形で教えて頂き、さらに経営者になってからは経営者のあるべき姿を教えていただいている。ご本人からは「経営者っていうのはさあ・・・・」なんていう上から目線の直接的な教え(大先輩なので上から目線で十分結構なのですが)を言われたことは1度も無いので、ご本人は教えたつもりがもしかしたら無いかもしれませんが、大先輩との会話や見ている視界、そして後ろ姿に触れるたびに僕は毎回毎回刺激をもらいます。

シンプルに言うと、経営者として持つべき、元気と勇気、そして楽しむ、ということを教わり続けている。

経営者として、チャレンジをし続け、積極的に仕掛けていくことの重要さ、そしてそれを自分が一番楽しみながら実現していくこと、大先輩と話をしていると、言葉の端々からそういった感情がビシビシ伝わってくる。

自分がしたいことをする、しかもそれをとびきりのスケールで。

そんな刺激を受け続けていると、「小さいことをクヨクヨ悩んだり、小さいところでチマチマやってんなよ、自分。だったらやりたいことをとことん追求しろよ。」

と高校時代にラグビーの練習中に怒られていたかのように大先輩から指摘を受けているような気がして、恥ずかしいのだが心地よい。

大先輩といると、場所が居酒屋だろうとどこであっても、九十九里で合宿をしているような気にさえなる。

工具を売る会社の代表が「これから売るのはライフスタイルなんだ」と言って新しいチャレンジを進めていく。

自分というブランドをしっかりと築き上げ、自分にしかできないポジションを確立している。ラグビーは非常に自由度の高いスポーツであるが、まるでその自由度の高いスポーツでロックやナンバーエイトに留まらず、オリジナルのポジションを築き上げてしまったかのようであり、圧倒的に常識外の存在となっている。

海に行ったことより、プールに飛び込ませられたことより、ラグビーしたことよりも、もっとも刺激を受けた瞬間でした。

僕にとってのメンターであり、目指したいと思っている姿でもあります。1日でも早く追いかないとな。

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