アルゴリズムフェアネス 尾原和啓

国家やそれに匹敵する力をすでに持つGAFAが展開するプラットフォームで生きている私達は、その「ルール」の中で生きていく必要があり、ルールに左右される。

ルール=アルゴリズム、の裏にある本質をしっかり理解して、フェアであることを見極め、そうでないことにはしっかりと意見すべきというメッセージがこもった内容でした。

グラブ、ウーバー、ディディ、オヨ、エアビー、平安保険、アリペイなどの外国サービスの中でアルゴリズムフェアネスがどう活かされているか、そしてそれを理解してどう付き合っていくか。

グーグルへの広告料はグーグル国の税金みたいなもの。

なぜヨーロッパがGDPRにこだわるのか、中国がなぜ独自路線をいくのかなどの解説。

日本が目指すべき豊かな縮退、スマートコンパクト。コンパクトな都市に高品質な生活が整っている世界の実現。

プラットフォームを監視し、フェアかどうかを問い続ける。

フェアかどうかは立場や価値観によって異なる。プラットフォームが掲げるフェアネスに対して監視をし、おかしければ声を上げ、あるいは離れる決断をする。

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