最速の仕事術はプログラマーが知っている

「最速の仕事術はプログラマーが知っている」清水亮

元々プログラマーだった僕としても書店で見つけて気になっていた本。とはいえわざわざ買わなくてもと思っていたところ古本市で見つけたので購入。

プログラマーならではの「ハック」をすることで時間を節約し、必要なところに時間を使うというアプローチ。

プログラマならではの考え方、情報整理の仕方、ツールの使い方、チームビルディングの方法、そして経営論などなどがまとまっていました。

情報整理の仕方なんかはほとんど実践していることではあったけど、よく考えたら知らない人からすると、新鮮なものなんだろうなと。

気に入った考え方の1つは、「予測できない未来の事象に対して、仮説Aと仮説Bがある場合、どちらになっても利益がA、B合計の原価を上回るなら、両方にベットする」という考え方。CPUの投機実行の考え方を経営に取り込んでいる。どちらにも賭けて、はずれたものは潔く捨てる、予測できない未来の分岐点が大きな命運を分けるような場合、非常に意味のある選択になると僕も考えている。

僕はタイピング速度にはある程度自身があるので、あまり辞書登録や短縮などは使わないのですが、自身があったとしても、取り込むべきですよね。

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