Bar’amキブツ
5月5日こどもの日に新しいキブツに移動しました。
Bar’amという北にあるキブツで、レバノンの国境から300mしか離れていません。緑と山に囲まれた穏やかなところです。
ここに来てから全てにおいていい意味で驚いています。
Bar’amはイスラエルの中ではボランティアの規模が一番大きい所で、34人のボランティアがいます。(夏はもっといるそうです。)
国籍はコロンビア、南アフリカ、デンマーク、アメリカ、中国、モルドバ、イギリス、エクアドル、フランス、ペルー、イタリア等々です。
集まっているボランティアは18〜32歳ほどで、コロンビア人の数人を除いてはみんな英語がかなり堪能でレベルが高いです。
キブツの住人もボランティアにとても優しいです。
システムも従来のキブツのイメージそのままで、衣食住は全てフリーで、靴と枕は新しいのがもらえます。
支払うものはお菓子とお酒を買うくらいで基本はあまり使いません。
施設もサッカーコート、テニスコート、プール、ジム、バスケットコート、ミュージアム、動物園があります。
日に23シュケル(¥700)しかもらえませんが、生活費がかからないので前キブツLahavと同じくらい最終的には溜まりそうです。(私の場合は2万くらい手元に残りました。)
キブツ内の仕事は6つほどあり、場所はりんご工場、薬の会社、印刷会社、ダイニングルーム、キッチン、畑、キブツの外での清掃などです。
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初日は鉄道の北の終点、Nahariyya駅で下車。
南の砂漠の照りつける暑さとは打って変わって、一瞬で地中海気候にチェンジ!まだ涼しく春の陽気です。カラッとした天気に清々しい風が吹いています。
そこからバスで内陸に入り、キブツ最寄りまで向かいます。
起伏があるところなので緑が多く山に囲まれています。
(自国が高山に囲まれている国の人に言わせれば、山ではなく”丘”だと言われます(笑))
バス停にはキブツの住民で、かなりアニメオタクのカナールが待っていてくれ、車でBar’amに到着。
そこから事務所で最初の手続きと、新しい靴と枕の配布、ルームメイトからの部屋の紹介がパパッと終わり、34人いるボランティア達が集まる中庭へ。なるべく多く、一人一人に挨拶をしていき最初の1日を終えました。
ボランティア棟内の事務所には国に帰ったボランティア達がキブツリーダーのRavivとLoriに宛てた手紙が飾られています。
私のルームメイトは20歳のエクアドル人アリエル。部屋は彼女がオシャレに装飾しています。
ボランティア棟の廊下といろんな言語であられたメッセージ。
ボランティア棟内の事務所には国に帰ったボランティア達がキブツリーダーのRavivとLoriに宛てた手紙が飾られています。
キブツ内はとても綺麗に整備されていて、花がたくさん咲いていました。
ボランティア棟の中庭。ここにみんなよく集まり週一回ミーティングをします。
ボランティア等に住み着く猫、ジョーダン(メス)。ボランティアリーダーのLoriは「猫は嫌いだけど、ネズミを捕るからしかたなく餌をやってる」と言っていました(笑)
※この記事は2019年5月9日に書かれました。