マッツァ(無発酵パン)
先週金曜日の4/19〜今週の4/26まではイスラエルの三大祭のひとつペサハ(過越祭)のため子供達はホリデー真っ最中。
この期間はマッツァと呼ばれる無発酵のパンしか食べられず、イースト菌と酵母菌が入ったものはお店では売っていません。なのでパンが手に入りません。
その期間中にキブツの外でサンドイッチを買って、ふわふわして不思議な食感がするパンだなと思ったらコーンパンでした。
なぜこれしか食べられないかというと、旧約聖書にエジプトで奴隷として支配されていたユダヤ人がモーセの導きでエジプトから逃れる時に、急いでいたためパンを発酵させる時間がなかったからという由来から来ています。
味は極度に乾燥したバター無しクラッカーとでも言いましょうか。口の中の水分が全てもっていかれます。
このユダヤ教の食に対する徹底振りはコーシャともにカルチャーショックを受けます。
でも皆が皆それにならっているわけでもなく、パンを食べたい人は前もって買いだめしておく人もいるようです。
キブツのダイニングルームでもパスタとラザニアが普通においてありました。
このキブツは特にコーシャにゆるいようです。
※この記事は2019年4月26日に書かれました。