キブツのお仕事【ダイニングルーム編】
次のお仕事はキブツのみんながご飯を食べる所、ダイニングルームです。
広々とした場所にテーブルと300席ほどの席が置いてあります。
ダイニングルームのメンバーは、
・リーダーのシェディ【ユダヤ人】
・キブツ外在住のエレナ【カトリックアラブ人】
・アルゼンチンから兵役だけの為に移住した27歳アリエル【ユダヤ人】
・長身20歳カイル【南アフリカ人】
・いつも返事が「ヤ〜ア」になる20歳ベンジャミン【イギリス人】
・話し方が大人20歳ローズ【デンマーク人】
基本以上の7人で朝食7:00〜10:30、昼食11:30〜15:30、夕食17:00〜21:00のどれか2つのシフトに分かれて働きます。
ちなみにキッチンにはコロンビア人のボランティア2人を含めて12人くらい働いています。
18歳のボランティア、コロンビア人のマリア。(コロンビア人はみんなマリアなんじゃないかというくらい女の子はマリアという名前が多い。)
キッチン内はすごく清潔でキレイです。
キブツの外の町から来ているエレナはいつも「どうしたのDear、何でも聞いて」と優しくしてくれる女性で、ここでは時給32シュケル(¥960)で働きに来ていると教えてくれました。
さらにエレナはアラブ系カトリックなのですが、彼女の住んでいる町はカトリックとユダヤ教が半々で暮らしているそうです。
ちなみにこのキブツの近くにはカトリックしか住んでいない町が2つあるとか。ニュースでよく聞く、「ユダヤ人とアラブ人の戦争」という決めつけの言葉がここでは全くありません。
また、アルゼンチン人ユダヤ人のアリエルはもともとBar’amにボランティアとして来ていた人。
イスラエルの軍隊に入りたいが為にアーリアになったちょっと変わった人ですがとても優しい人です。
イスラエルに単身移住する為には【イスラエルの親】が必要になるらしく、実はBar’amのボランティアリーダーLavivが彼の親代わりになっています。
そんな仲間達と働く仕事内容は、ダイニングルームの準備と片付け掃除。料理が無くなったら足して綺麗にする。以上です。
正直キブツLahavのボランティア私1人だけで働いていた時よりは全然楽です。Lahavで忍耐と体力がかなり鍛えられたようです(笑)
南アフリカから来た、ベンジャミン18歳。いつもニコニコ。
※この記事は2019年5月17日に書かれました。