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海王星が魚座29度、これからの未来

こんばんは、アレクサンドリアです。

先日、トランジット(空の上の)海王星が現在、魚座の最後の度数29度に滞在していることを友人と話していました。

各サインは0度から29度(サビアンシンボルでは1度から30度)まであり、同じサインであっても0度と29度では、かなり性質が異なります。

ざっくり言えば、サインに入ったばかりの0度は、そのサインらしさが全開で、最もそのサインの性質をわかりやすく表します。

一方、29度はそのサインの終わりで総決算となり、今までのサインの性質が統合化され、終わりなので次のサインに向かわなくてはならないということで、そのサインのあらゆる面をすべて表に吐き出していきます。
そこには、そのサインの嫌な面も出てきます。


今回、海王星は164年ぶりに、魚座から牡羊座へと移動します。
魚座から牡羊座への移動は、12サインの終わりから次の新しいサイクルの始まりへの移動ということで、とても大きな節目となります。

魚座29度のサビアンシンボルは、「巨大な石の顔」

最も大きな切り替え点である春分点(牡羊座0度)を目の前にして、12サインで追及してきたところのその人のエッセンスや魂の特徴が固く結晶化していく様子を表しています。
同時に今までの12サインから離れるということを意味します。

松村潔

海王星が発見されたのは、1846年9月23日です。
その時は、水瓶座25度で土星とコンジャンクションでした。

その後、発見後に初めて牡羊座に入ったのは、1861年4月13日です。
その翌日に南北戦争が始まっています。

この大きなサイクルの途中から、私達はこの世に生を受けたわけですが、個々人がこれまでに描いた夢や理想を、いよいよ実現化していくときが、私達に来ているタイミングだと言えるでしょう。

もちろん、天体は海王星だけではないので、冥王星やそのほか、色々な天体の動きも考慮する必要はありますが、ここでは海王星に限って書いて見ます。

ちなみに、海王星が今後、新サイクルの始まりである牡羊座0度を超えていく流れを時系列にすると・・

◆2024年6月1日  魚座29.65度に位置する
    7月2日  魚座29.93度で逆行する
    12月8日  魚座27.13度で順行する

◆2025年3月31日 牡羊座0度 (牡羊座イングレス)
    7月5日  牡羊座2.17度で逆行する
    10月23日 魚座29.99度 (魚座へ戻る)
    12月10日 魚座29.37度で順行する

◆2026年1月28日 牡羊座0.02度 (牡羊座再イングレス)
     7月7日 牡羊座4.41度で逆行する
     12月13日 牡羊座1.61度で順行する

天文暦で調べてみました。誤差等があれば申し訳ありません。
それぞれの逆行、順行の日にちは前後10日間ぐらい、同じ度数で天体は留まっています。

そして一般的には、逆行中は、その戻る度数に関しての振り返りや、やり直し、再調整、再挑戦の意味があるようです。

今回の海王星は、今後約2年かけて、これまでの理想を実現していくための貴重なプロセス、期間かと思います。魚座の支配星は海王星で、イメージの宝庫です。しっかりと理想の自分をイメージし、そこに向かって行動していくことで、海王星が牡羊座へイングレスしたときには、夢が叶う準備が整っているかも知れません。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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アレクサンドリア/占星術
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