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逆行天体の深み、精神性について
こんばんは、アレクサンドリアです。
引き続き、私の水星について気づきがありました。
水星ひとつで、ずいぶん考えることがあります。
私のネイタル水星は逆行しています。
天体の逆行とは
実際に天体が逆向きに動いているわけではなく、
あくまでそのように見えるだけの現象です。
天体が逆行している影響としては、その天体のエネルギーをスムーズに受け取れなかったり、過剰に受け取りすぎてしまうことがあります。
その天体のエネルギーを苦手に感じてしまったり、課題となったります。
水星逆行の場合
コミュニケーション、情報伝達に苦手意識を感じる。考えすぎ。口下手。
または逆におしゃべり。
考えを書いてみたり、人に話してみることで、表現力が磨かれてきます。
金星逆行の場合
愛情や喜びの表現を抑えがち。自己評価が低い。自信が持ちにくい。
自分の心が喜びを感じることや、心地良さを大事に過ごしましょう。
火星逆行の場合
勇気や行動力に欠ける。ストレスを溜めがち、自己嫌悪。または暴走しやすい傾向。自分にプレッシャーをかけすぎず、上手くエネルギーを発散しましょう。
木星逆行の場合
木星順行であれば、棚ぼた式な幸運がやってきたりしますが、逆行の場合は、そのエネルギーが抑えられるので、運に頼らず自力で行動する必要があります。
または楽観主義が過ぎる場合もあります。
土星逆行の場合
感情を抑えがち。ストイックすぎる。あるいは逆に無責任な傾向。
幼少期から過度に責任を感じて育ったり、試練を経験することがあったかも知れません。柔軟性を持ち、周囲に評価され自信を持つことで運が開けていけます。
松村潔先生の逆行天体解釈
逆行について調べていたら、松村潔先生がとても分かりやすい表現をされていたので、引用させていただきます(トランジット的な部分のみ、一般的な表現にしています)。
私も含め、逆行天体をお持ちの方にとっては、希望の解釈になると思います。
惑星の逆行は「あれ?あのスイッチ切ったっけ?」
逆行の話をする時に、たとえとして「みんなで家族旅行しましょう」と出発したけれど、だいぶ過ぎてから途中で「あれ? もしかしたらドライヤーのコンセント、抜いてなかったかも」とか「スイッチ切ってなかったかも」と突然言い始める感じが近い。それで自動車で家に戻って見てみたら、ご丁寧にケーブルもちゃんと巻いてあった……みたいな。
そういう感じで「ちょっと足りない」「気にかかることがあるから戻る」っていうのが逆行なんです。だから逆行になるときは、なんかモヤモヤする、なんだろうなという感じでいったん戻ってる。それが解消されれば、順行に戻った時に、もうちょっとストレートに力を出せるじゃない?
そういう意味で言うと、別に逆行って悪くはなくて、むしろ不足を補っている。「ドライヤー、ちゃんと抜いてあるのかわかったから、もうそのことを心配する理由は一つもない」っていうね。
出生図の中の逆行天体は「深みを増す」ポイント
インド占星術だと、逆行の方がいい天体がある、と言うじゃないですか。内省的というか、自分の心の中を考えるというか。例えば小説家が小説を書いてる時って、これ全部「逆行作用」みたいな感じでしょ。頭の中にあるものを「ああでもないこうでもない」ってこねくり回して書いてく。これが逆行。
それに比べて順行はどちらかというと、そういうことをあまり考えずに単純に作業してます、みたいな感じになるので、精神性とかは逆行の方が遥かにグレードが高いんです。
詩人とか芸術家とか、そっち系の人は逆行水星のほうが多いと思うよ。要するに単純に、ストレートに伝えていないわけ。ひねりがある。「これこれこうです、以上」みたいなストレートなのが順行の水星。逆行はコネコネコネコネいじり回したり、表現を変えてみたりすることが多くなる。
ただ昔から言われてるように水星の逆行って連絡違いとか情報の見誤りが多いとか言われるじゃない? だから実務においては、ちょっと役に立ちにくいかもしれない。
天体の逆行、順行は何度も点検すること
天体が逆行したり、順行したりっていうのは、何度も「点検する」っていうこと。言葉一つにしても「これはこう言い換えたほうがいいかな」と、あれこれ考える。
だから文章を書いてる人って、すごい書き直しするんですよ、プロになるほど。皆が信じられないぐらいの書き直しを平気でやっている。そういうのってやっぱり逆行作用じゃない? 戻ってみたり、次のページに飛んでみたり……。推敲している。
だから水星の逆行の人って、単純な表現を嫌うんですよ。ひねりを入れたい。で、ひねりを入れちゃうと、単純な頭の人はそれを誤解するんですよ。そうするとそれを「情報間違い」「誤解」と捉える人がいる。
逆行の数が多いのは、多分「精神的レベルが高い」って意味なんですよ。ただし、逆に「逆行がほとんどない」という人も、あんまり平凡じゃないよ。その場合、むしろ探求力がある人が多い。とはいえ、だいたいチャートに逆行が2つ~3つあるのが普通じゃない?
確かに、スムーズに進むことは、特に振り返りせずそのまま行くので、物理的にも一回しか通過しないわけで、
スムーズにいかず、立ち止まったり、引っかかったりするから、もう一度戻って注意深く見直したり、復習したりして、二回、三回と通過するわけです。
一回目より、二回目、三回目の方が、感じることはたしかに増えますよね。
だから「深みがある」となるわけですね。
逆行天体が好きになりました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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