キャリアコンサルタントと占星術の融合
私は5年前にキャリアコンサルタントの資格を取って、現在、資格更新の手続き中です。
キャリアコンサルタント資格には5年ごとの更新があり、そのための知識や技能講習を一定時間以上、受ける必要があります。
キャリアとは広義で「生き方そのもの」を表しており、私自身もそのように捉えています。
5年前は、人事労務の仕事のスキルアップに、勤務時間以外の大部分を費やしていました。
キャリアコンサルタントに挑戦したのは、何より「傾聴力」を身に付けたいと思ったからです。
それまでは、たとえば相手のことを考えるとき
「この人はこんな感じの人だろう。」
とか
「この人は多分、こんな風に思っているんだろう。」
とか
それまでの自分が受けた印象や、見聞きした情報から、その人のことを思い込みで判断しがちでしたが、
傾聴を学ぶにつれ、ご本人が意図するものを引き出し、それをお互いに共有することが大事だと分かってきました。
相手の話をじっくり聴くこと、
言葉のまだ奥にある気持ちをキャッチすること。
そこを引き出すこと。
など、表面的な印象だけでなく、その奥にある深い部分が大事だと分かったのです。
他にも、人生には様々なステージ(ライフステージ)、役割(ライフロール)があるということも知りました。
その後、学び始めた占星術では、その人自身の才能や強み、自分が今、どの年齢域にいて、どの舞台で活躍しているかなどがホロスコープには描かれているわけですが、
キャリアコンサルタントでの学びは、占星術をする上でもとても役に立っていて、
「出生図のここに、この星があるから、この人はこうだ。」
とか、
「◯年前にプログレスやトランジットでこのような配置だったから、この人はこうだった。」
とか
決めつけるのではなくて、ホロスコープから読めることを素直に伝えて、それでご本人がどう感じているかが大事だと思っています。
そして、対話を重ねるうちに、
「そう言えば、こんな事があったわ。その時はこんな気持ちだったわ。」
などの言葉が出てこられると、そこからその出来事に対する価値の再構築が行われ、過去を整理して、前向きな未来に向えるということがあります。
私はどんな学びも、ポジティブな未来に向かうためのものだと思っているので、
これまで学んできたこと、これから学んでいくことを、自分や他の人の未来のために生かしていきたいと思っています。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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