天体間のアスペクトについて
こんばんは、アレクサンドリアです。
今日は、2つ以上の天体(感受点)同士の位置関係である「アスペクト=角度」について、書いてみようと思います。
以前、自分の中に10個の天体があって、それは自分の中に10人の役者がいるようなもの、と書きましたが・・・。
離島で一人暮らしている人は別として、社会の中で生きていると、誰かと関わりがあり、その関わる相手によって、自分のあり方が変わってくるものです。
例えば、自分が20代の男性だとすると、10代の若者と接する時は、先輩らしく振る舞うでしょうし、
50代の上司と接する時は、敬意を持って接するでしょう。
そのように天体も、アスペクトする他の天体によって、お互いの天体のエネルギーが交じり合った性質になります。
また人間同士は、相手と接する位置関係によっても、自分のあり方は変わります。
例えば、自分が相手とぴったり同じ場所にずっといる場合は、やはり一心同体的になってくるでしょうし、
一番遠い場所なんだけど、相手が自分の真向いにいて、ずっとこっちを見つめている(監視している)場合は、緊張を感じるでしょう。
あるいは、壁やパーテーションなどで、自分からは見えない位置にいる相手が、突然出てきたら驚くでしょう。
そのように、天体も一緒の位置(=コンジャンクション)、真向い(=オポジション)、見えない位置(=主にスクエア。他にもあります。)などによって、天体の関係性は変わります。
ちなみに、離島に一人暮らしの人は、天体で言えば「ノーアスペクト天体」となりますが、メジャー、マイナーすべてのアスペクトを含むと、割と珍しいようです。
つまり、大抵は何らかのアスペクトがあるようです。
メジャーアスペクトは、古代から使われている代表的な角度で、外からも自分でも分かりやすい作用があります。
マイナーアスペクトは、17世紀に天文学者のヨハネス・ケプラーによって提唱された角度で、外からは分かりにくい、無自覚な才能や、隠れた葛藤などを表しますが、意識すれば非常に影響力があります。
ソフトアスペクトとは、アスペクトの中でも、天体間のエネルギーがスムーズに働く配置のことです。
ハードアスペクトとは、摩擦や葛藤は起きやすいが、それを放っておかずに努力することで、その資質が磨かれ強くなっていく配置のことです。
それぞれの角度については、また別の機会にします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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