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天王星と火星の重なり

こんばんは、アレクサンドリアです。

もうすぐトランジットの火星と天王星が、牡牛座26度で重なる時期がきます。
今、牡牛座20度を運行している火星の動きは早く、天王星に追いつこうとしています。
天王星とぴったり重なるのが7月15日。そこから、天王星を追い抜き、離れていきます。

このトランジット天体の重なりは、どういう意味合いがあるのでしょうか。

火星は、人生の目的意識をさらに発展させていくため、地球外に向かって果敢に行動していきます。
そこから、行動力や勇気、情熱、強さ、挑戦、自己主張、対立、競争、闘う、怒りなどの意味合いがあります。

火星を支配星にもつ牡羊座や蠍座のサインをイメージすると分かりやすいでしょう。単独でも素早く、勇気をもって行動する、というイメージです。


一方、天王星は、土星までのこの世の物質世界、現実世界、常識や伝統を壊し、人々に目覚めを促し、革命を起こします。

土星社会のヒエラルキーを壊し、自由、平等、博愛精神で、これまでにない新しい価値観に刷新します。

地域や組織に限定されない普遍的な広がりや、高い視点からものを見ます。宇宙的な見方と言っても良いでしょう。

これらが重なるということで、天王星的な火星になるということです。

普遍的な広がり、宇宙的視点に向かう情熱や行動力。
自由、平等、博愛精神のために闘う。
常識にとらわれない行動や勇気。
身近な地域や組織に迎合しない。

など、その意味合いはまだ色々と考えられます。

天王星と火星の重なりが起こるのが、牡牛座26度。
サビアンシンボルは、牡牛座27度。
  「ビーズを売るインディアンの女」

自分が受け継いできた才能や資質をつかい、知識や伝統技術を十分に高めて、創作活動をしていきます。
センスが良く、誰もが欲しがるものを創り出し、繰り返すごとに技術が磨かれていきます。それをアピールする力もあります。

このような意味からまとめると、たとえば、限られた地域や組織の中だけではなく、広く世の中に知れ渡るよう、自分の持つ伝統技術や才能で、センスある創作活動を行い、堂々とアピールし、コミュニケーションを図っていくというようなエネルギーと読めるでしょう。

このエネルギーをポジティブに、効果的に使っていきたいですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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アレクサンドリア/占星術
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