山羊座冥王星の最後のできごと
こんばんは、アレクサンドリアです。
明日、2024年11月20日に、冥王星が山羊座から水瓶座へ移動します。
秋以降、勤めを辞めて家に居る機会が多く、今までできていなかった家事や掃除などもできるようになりました。
また、占星術のローカルスペースチャートを参照して、インテリアのレイアウトにもこだわったりしていました。
こうしたことは、その時は気づきませんでしたが、やはり一番影響力の強い星である冥王星が、私の出生図で6ハウスという日常生活や生活習慣を整えるエリアを通過していたからということもあったように思います。
そして最後の最後のおき土産というような出来事が待っていました。
うちの犬が昨日から少し元気がなかったのですが、夕方の散歩で、肛門腺が腫れかかっているということに気づきました。
そして明け方、やや破裂して膿が出たので、朝いちばんに動物病院に連れていきました。
肛門の左右両脇にある肛門腺が腫れるのを肛門腺炎といい、うちの犬は過去に1度、これにかかっています。ビーグルで中型犬なので、本来は自力で出せるのですが、加齢とともに力が弱ってきたようです。
ただ、連れていきながら、この出来事の占星術的意味を考えていました。
このごろ書いている掃除同様に、犬というペットは6ハウスを表します。
これは何か関連があるに違いないと思いました。
処置は、私が犬の顔の方にいて、当然ですが先生が肛門(お尻)の方にいらっしゃるので、真向いであり、どんな風にされているのか見えません。
ただ、使われている器具などを見ていると、まずはハサミで肛門周辺の毛をカットします。その後、ビニール手袋をはめて、おそらく肛門腺を絞って出されたのでしょう。
そのあと、注射器のような器具に透明の液体(薬剤)が入ったものを注入され、最後にクリームを塗られていました。
さて、帰り道は犬は軽快に歩いていましたが、私はこのあと、犬をどこにおこうかと思案していました。まだ傷口付近が乾いておらず、そのまま放すと、そこら辺の床が汚れまくってしまうと予想できました。
案の定、患部はなかなか乾かず、抗生剤をすぐに飲ませましたが、たった一錠ではまだ効きません。かといって元気になったので、クレートの中で大人しくもしていません。
さあ困った、と仕方なく、「ここに居ると大人しいよね」という場所に置き、放置するのもかわいそうなので見に行ったり、既に汚れてしまったカーペット(タイルカーペットだから助かりました)を何枚も洗ったりして、犬に付き添う一日でした。
夜には、せっかく乾いてきた患部を舐めたりしたせいで、また傷口が開いてしまい、家族の提案でエリザベスカラーという、犬の首周りにつけるラッパのような襟巻を装着し、ようやく犬は眠りました。
そして、犬がうちにやってきた頃のチャートを見てみると、冥王星は山羊座に入っていました。6ハウスには木星がいて、向かいに12ハウスの月があります。
私の中では、犬は日常生活において、お世話は大変だけど色んな意味で幸運を運んでくれるので、この木星が表していると思っています。
これらネイタル天体に緩くアスペクトをとっているのが、冥王星と火星でした。
今回も、トランジットの冥王星に火星がアタックした余韻が残っています。
冥王星は蠍座の支配星ですが、蠍座は肛門を表します。
火星は牡羊座の支配星で、刃物や傷や血液を表します。また火星は蠍座の支配星でもあります。
そして冥王星も火星も、私の4ハウス家庭に関連した天体でもあります。
こうした象意から、冥王星の山羊座時代最後の膿出しを犬が代わりにしてくれたのかな、とも思いました。
また振り返れば、冥王星がちょうど16年前に射手座から山羊座に入ったときに、この家を買って引っ越してきたのでした。
その後に、この犬が家族に加わって、皆でお世話をしてきた犬。
家庭内のドロドロした事件もいっぱい見てきた犬。
やっとそうしたことも終わって、平和が訪れてきた感じがします。
この犬が果たしてくれた役割はとても大きいです。
お疲れさまでした。・・・って、犬はまだまだ元気で長生きします。
お疲れさまでした、私の山羊座冥王星。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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