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社会や集団の中での自分の役割や使命

こんにちは、アレクサンドリアです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。

占星術のホロスコープにおいては、基本は10天体を見ます。
太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10天体ですね。

そこに感受点や小惑星なども含めますと、より詳しいことが分かってきます。その中にバーテックス(Vt)とアンチバーテックス(AV)いう感受点があります。

まず、VtとAVとはどんなポイントなのかということですが、一般的に知られているのはMCとICですね。

MCとICは、子午線(地球の北と南を結ぶ線)と黄道(天体の通り道)の交点です。MCは社会での評判や看板。ICは心の拠り所や根っこを表します。

それに対して、VtとAVは、子午線と垂直に交わる線(卯酉線:地球の東と西を結ぶ線)と黄道の交点のことを言います。

2つの交点のうち、西半球にあるのがバーテックス、東半球にあるのがアンチバーテックスです。

この解釈ですが、松村潔氏の著書「完全マスター西洋占星術」を参考にさせていただきますと・・・

方位は昔から、北と南が人の「立場」を表し、東と西は「行動」を表します。
子午線は、「時代における社会の集団的な要求」といえます。
一方の卯酉線は、子午線との関係の中で決まるポイントですので、子午線が示す「社会の集団的な要求に適した行動スタイル」といえるでしょう。

このVt、AVは、その人が好む好まないに関わらず、避けられない形で出てくる人生の課題になり、宿命的な意義を持つそうです。

こうした課題や宿命を、自分の人生にプラスになるような要素として、前向きに捉えていきたいですね。

さて、AVは東半球にあるので、大まかには「社会や集団における個人の資質」、VTは西半球にあるので「社会や集団における対人関係」と考えると分かりやすいでしょう。

もう少し具体的にいえば、AVは、社会や集団における自分らしさや魅力、発揮すべき役割や使命。Vtは、それによって生じる社会や集団における対人姿勢や環境との関わり方、ともいえます。

生きていく中で社会や集団と関わっていきますし、ホロスコープにおける数少ない宿命的なポイントでもあるということなので、サインやハウスなどみて、MC、ICと共に深めてみるのも良いでしょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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#バーテックス    #アンチバーテックス   #エッセイ

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アレクサンドリア/占星術
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