必要とされるIT人材になるために覚えておくこと【切り口】
システムを構築する際、業務ルールや要件を理解することは避けては通れない道です。
多くの方が詳しい人に話を聞き、知ったつもりになっていても、自分の言葉で説明できない経験をしたことがあるのではないでしょうか。
では、「理解する」とは一体どういうことなのでしょうか?
そして、「理解する」を深めるための工夫「切り口」についてお話します。
1.「理解」と「知る」の違いとは?
まず、「知る」とは、単に情報を得ることです。
たとえば、誰かが「このシステムはこういう仕組みです」と説明してくれたとき、その説明を聞いて「なるほど、そういうものなんだ」と頭に入れる状態が「知る」段階です。
ですが、「知っている」と思っても、それを他の人にわかりやすく説明したり、具体的な問題を解決する際に応用できるとは限りません。
一方で、「理解する」というのは、単に情報を受け取るだけでなく、その内容を自分自身で整理し、深く掘り下げて考え、その概念を自分の言葉で説明できる状態を指します。
たとえば、プログラミングで「変数」という概念を知っている人が、その意味や使い方をしっかり理解しているならば、それを他の人に説明し、実際のコードで適切に使いこなすことができます。
読んでくださりありがとうございます!いただいたサポートはスキルアップに使わせていただき、noteで発信していきます!