見出し画像

1週間で実現!プカドッグ販売へのチャレンジ 〜実践編〜

前回の記事では、1週間でプカドッグ販売の準備を行う前の企画段階について書かせていただきました。この記事では、具体的に1週間何をしたのかについて、備品のリストや予算の確保、準備スケジュールなどについて詳しく裏事情を暴露していきたいと思います。


企画書

今回の企画は、前回の記事でも投稿した以下のような企画書をもとに、活動を進めてきました。

タスク設定 & 役割分担

まず、タスク設定や役割分担については、上記のようにnotionを活用しました。また、この時に心がけたことは、メンバー1人1人に役割を振った上で、メンバーと1on1のミーティングを開き、振ったタスク量やタスク内容についての相談とタスク内容についての説明を徹底し、メンバー1人1人と認識のずれや過剰な負担が無いように注意しました。

反省点

  • タスクを振る時に、どこまで自分で判断して、どこからは聞いてほしいという権限の範囲を明確にできていなかった

資金繰り

株式会社ナンキュウの嶽本社長にお振込していただいている様子

資金については、株式会社ナンキュウさんに3万円立て替えていただき、そのお金を使って、食材を購入した。使った経費については以下の通り。

9月4日の経費計算書

反省点

  • 売上と手元に残った現金に差異が生じた(→現金の管理を徹底する)

備品準備

備品については、株式会社ナンキュウさん、損保ジャパンキャリアビューロー株式会社さん、サガシル運営事務局さんなどにご提供していただきました。

食材準備

準備した食材とその料金

購入場所

  • 飲料水:TRIAL

  • ホットドッグスリーブ:Amazon

  • ホットドッグ用ソフトフランスパン:76pain

  • フランクフルトソーセージ、マスタード:A-PRICE

  • その他食材等:TRIAL

反省点

  • 準備期間が1週間と短く、また台風の影響でパンの入荷にトラブルがありました。76painさんのご厚意で対応できましたが、次回は事前の準備を徹底することが必要です。

衛生管理

衛生管理については、以下の記事で紹介されている基準を守りました。ただし、当日お客さんの手洗いは消毒のみで問題ないとわかり、レイアウトを変更しました。

反省点

  • 食材の保存に必要な保冷剤の準備が不十分でした。

  • 当日のオペレーションを考慮したレイアウトが不十分で、テント内での動きづらさや物品の位置が把握できない問題が発生しました。

良かった点

  • 生ものを使わなかったことで、食中毒のリスクを軽減できました。

  • 当日の状況に柔軟に対応し、トラブルに対処できました。

熱中症対策

事前に熱中症対策を準備し、無事に実施できました。ただし、オペレーションの計画が不十分で、休憩や水分補給がしにくい場面がありました。

インスタ投稿

インスタ投稿は、AleXのインスタグラム(@alex.makeyourchance)に上記のようなブース出店について紹介する3つの投稿を「2日前」「前日」「当日」の3段階に分けて紹介しました。

反省点

  • 「自分たちはどのような団体なのか?」について紹介する記事を投稿できてなかった

  • インスタのフォロワーが30人しか増えなかった

    • (原因)

      • 投稿を拡散することに対する抵抗が想像以上に大きかった(→投稿を拡散してもらうのではなく、拡散したくなるコンテンツを考えることが重要

      • 自分たちの活動を全面に押し出すことをおろそかにしていた(→予想外を作ることは超重要だけど、それと同時に「応援したい」と思わせるアプローチもするべきだった。

      • なぜ、人はフォローするのかについて深く考えられていなかった(→「これからが気になるアカウント」がフォローされやすいのかも!)

      • AleXのインスタにリーチする人は多かったが、そこからフォローしてもらうというところに繋がらなかった

      • 投稿にバズを十分に求めていなかった(→リールとかを投稿する方が見たくなったかも)

  • インスタ自体をしていない人を逃してしまっていた(→複数のSNS媒体を用意し、お客様に選択肢を提示した方が良かったかも)

  • 購入直前にフォローすることに対して「めんどくさい」と感じる人がいた(→呼び込みの時に、フォローできるような仕掛けを作っておく必要があったかも)

当日の運営

当日の流れ

当日は、以上のような流れを考え、活動を行いました。

プロモーションについての反省点

  • お持ち帰り用の袋がなかった

  • 暗くなった時のオペレーションについて考えられていなかった(→暗くなった時に、作業がしにくかった)

  • 誰がどのような役割を担当して、どこまで権限を持つのかということについて明確にしていなかった。

  • 公式LINEを作成し、ポイントカードやクーポンなどを準備して、それを使って割引をする方法を考えても良かったかも

当日のオペレーションについての反省点

  • 呼び込みに苦戦していた

    • (原因)

      • お客さんに話しかける話題がなかった(→うちわやティッシュ配りをすることによって、会話のきっかけを作ったら呼び込みがしやすくなった。)

  • メニューのポップを出していなかった

  • メニューをもっと深くに考えて、魅力的なメニューを出したかった(→最近流行りのドリンクを売るとか、暑い時に欲しいメニューを出すとか)

  • ブースの見た目をもっと魅力的にしたかった(→キッチンカーなどと比べて地味だった)

  • 音楽を流して、雰囲気を作った方が良かったかも

フォトスポットについての反省点

  • お客さんを呼び込むためのフォトスポットを作った方が良かった(→インスタフレームみたいなやつ)

  • お客さんに「これ撮りたい!」と思わせるコンテンツが用意できなかった

プカドッグを作れる体験についての反省点

  • 社会人には自分で作るよりも作ってもらうことの方が需要があった

    • (要因)

      • そもそも自分で作ることに興味がない

      • お酒を飲んでいた

      • 仕事で疲れていた

  • 大学生以下や親子は体験することに興味を示していた。

全体の反省

全体を振り返ると、「予想外をつくる」ことだけでなく、応援したいと思わせるアプローチが必要だったと感じています。他には大きな方針の問題はなかったと思いますが、今後のブース出店では、今回の課題をしっかりと次に活かし、より良いサービスを提供していく必要があると考えています。

ブース出店のスポンサー

9月4日のブース出店において、ありがたいことに「株式会社ナンキュウ」様と「損保ジャパンキャリアビューロー株式会社」様から後援していただくことができ、実現に至ることができました!

株式会社ナンキュウ様のご紹介

株式会社ナンキュウ様は、神埼市に拠点を置き、コンクリートポンプ圧送業を中心に、「特殊車両整備」「板金」「塗装」「大型ステッカー作成」「アートギャラリー」など幅広い事業を展開している会社です。

同社は「関わる人が幸せであること 夢ある会社へ」という経営方針を掲げ、「土木業✖️幸せ」という理念のもと、チャレンジを応援しています。大企業にはないフットワークの軽さや、経営陣との距離が近いことも特徴です。社長や常務をはじめ、経営陣だけでなく一般社員の方々とも気軽にコミュニケーションが取れるため、一緒に働いていると非常に楽しい環境です。

特に、今回一緒に活動した中村さんは、明るく芯のある方で、豊富な経験を持ちながらナンキュウに入社されました。おかげで、仕事だけでなく人生相談にも親身に対応していただけます。今回、ブース出店までの過程で多くのトラブルに見舞われ、企画が何度も頓挫しそうになりましたが、中村さんの明るい応援と的確なアドバイスのおかげで無事に乗り越えることができました。

損保ジャパンキャリアビューロー株式会社様のご紹介

損保ジャパンキャリアビューロー株式会社さんは、損保ジャパンの保険に加入している、または新規加入を検討している方々の問い合わせに応じたり、手続きを行ったりするコールセンター業務を行っている会社です。

社員の皆さんは、お客様の感情の変化に敏感に気づくスペシャリストです。特に、今回一緒に活動した江口さんの気遣いは、スペシャリストどころか「カスタマーファーストの神ではないか?」と思うほど、一つ一つの言動に思いやりが溢れていました。ブース出店に向けた準備の過程では、さまざまなトラブルに見舞われ、自分自身、不安になったり、正直辛いと思う瞬間が何度もありました。しかし、江口さんの存在があったおかげで、明るい気持ちを保つことができ、最終的にすべてを乗り切ることができました。

いいなと思ったら応援しよう!