いち桃子Pの振り返りと雑感、ミリオンキャスティング(MC)第1回投票
まずは、お疲れ様でした。
今日は2023年3月9日です。サンキューの日です。
MILLION C@STING!!!(ミリオンキャスティング、MC)第1回投票期間、お疲れ様でした。本日のミリラジで結果発表がありました。
ミリオンライブのキャスティング投票企画は、これで通算4度目です。前回のTC(THE@TER CHALLENGE!!)が18年12月~19年1月のことだったので、4年以上のブランクがあったことになります。
個人的に、ミリクロというゲーム衣装の投票企画が始まったのでもうキャスティング投票はやらないものだと安心していたのですが……(再開されてしまったものは仕方ないですね)。
ありがとう真壁瑞希。
第1回投票期間を振り返る前にまず、私は真壁瑞希に感謝の言葉を伝えないといけません。本当にありがとう真壁瑞希。
第1回投票期間の簡単な振り返り
今日の結果発表にて、周防桃子は「現代伝奇ホラー:妹役」として4度目の配役を得られました。妹役での獲得票数は223万2587票でした。
その立役者は、もちろん桃子Pたちですが、それと同じかそれ以上に、同テーマで競い合っていた他アイドルのPたちのおかげだと思っています。
妹役の桃子に投票してくれた方、支持してくれた方、応援してくれた方、本当にありがとうございました!
(リリイベで色々な話を聞かせていただいたので、これでまた恵子さんに負担をかけると思うと、申し訳ない気持ちもありますが……)
4年のブランクを経て仕組みが大幅に変わったMCでは、同じテーマ内なら1票で同時に2役に投票できるようになりました。つまり、カップリングなどの組み合わせで票が動くことが多くなったのです。
桃子の場合、初めての配役を狙う育が同じテーマの少女役に来たことで、少女と親友という設定の妹役に推されました。いわゆる「いくもも」です。
ただ、いくもも以上の熱量で桃子を引っ張ってくれたと感じたのが、瑞希と桃子の「みずもも姉妹」を推した、真壁瑞希Pたちです。
MCのテーマが発表され、早い人では22年12月の時点から、「現代伝奇ホラーの姉妹役にみずももを」とアピールしていたのを目にしました。本当にありがとうございます。その数は年を越して大きく増え、1月中のアピールはすさまじいものでした。
あと、「妹役になればミリシタ内で桃子にお姉ちゃんって呼んでもらえる……?」という需要が、思ったよりもストレートに刺さったのも大きいと思います。
基本的にミリシタPは男性なので、桃子のゲームボイスは「ちょっとお兄ちゃん!」系になります。
ライブではCV担当の渡部恵子さんが、「お兄ちゃん!お姉ちゃん!」と呼び掛けてくれますが、ミリシタでは「お姉ちゃん」が居なかったんですよね。
(春香お姉ちゃん……リコッタ……ドキワク♪テーマパーク……
「お姉ちゃん」…、なんてステキな響きなんでしょう~…!……
https://www.youtube.com/watch?v=jH3w-iUzqD4 )
今回の現代伝奇ホラーのコミュでは、○○お姉ちゃんとなるか、それともお姉ちゃんだけとなるか、(もしくは別の呼び方か)分かりませんが、とにかく、ゲーム内で桃子がお姉ちゃんと呼んでくれることの需要がこれほど大きいとは、予想以上でした。
これを機に、ミリシタPの性別変更機能を実装して、男女Pで呼び分けのある呼称はボイス実装してくれてもいいんですよバンナムさん!!!
(1)初動
ミリオンライブのキャスティング投票企画はTAからすべて参加してきましたが、最も重要なのは初動だと思っています。
もし配役を得たいなら、どれだけ方向性の意思統一した状態で投票開始を迎えられるか、初動で票を伸ばしてアピールできるか、初動の伸びが大きければ、あわよくば競合を減らすことにもつながります。
今回の初動は、瑞希たちとのカップリングが熱烈に押された結果、「ああ、桃子は妹役で行くのね」という雰囲気が出来上がっていたように感じました。
そんなこんなで投票開始の10日前には、投票開始時間(23年1月31日0時)に合わせた妹役スタートダッシュ一斉投票が企画されました。
ここで重要とされていたのは「意思表明ではなく指標の1つ」「2票目の投票先は限定しない」「あくまでも陣営ではなく個人企画」での一斉投票ということでした。
というのも、MCでは事前にコンベンションセンターが解放されず、従来からあるDiscord(ももこーど)と、新規のTwitterコミュニティが事前議論の場所になっていたからです。
4年前のTCで相当に荒れたこともあり、MCで議論に参加した人たちは、ものすごく慎重に慎重を重ねていたと思います。
そして迎えた投票開始時刻。初動30分速で1万9900票を獲得できた桃子は、妹役で1位となっていました。(matsurihimeの集計、各配役10位までに記録された票数の合計ですが)初動の総獲得票数では全アイドル1位を記録していたようです。
この好スタートの勢いをそのままに票を積み重ねていく桃子は、妹役に方針を固めるか検討していた競合たちに、第1回投票での参戦を諦めさせることになっていました。これが、初動の恐ろしさですね。
例えば初動3位につけていた昴は実際に妹ということで親和性は高かったと思えますし、紬が妹役に来るかも?となった時はTCを思い出してソワソワしてました。実際には争わなかったですが。亜美真美の姉妹役については、あとで少し触れようと思います。
(2)中盤
初動と序盤を乗り越えて、長い長い中盤戦の始まりです。TCでは後半に企画されたデイリー投票企画を、今回は初日から考え始めました。
基本的に、Discordとコンベンションセンターで並行して同じ話を振りつつ、細かい部分や告知画像についてはDiscordで詰めていく、という流れでした。結局コンベンションセンターは、遡ってログを確認するのも一苦労なので、扱いが大変なんですよね……
(今回は書き込んでる人がDiscordとコンベンションセンターでだいたい同じというのもあり。後からmatsurihimeのWebサイトでコンベまで読めると知った時は、あなたが神かと思いました。感謝感謝……)
そうして告知されたのがデイリー投票企画の「#ローリングさんひょう」でした。2月1日にコンベンションセンターに元となるキーワードを投稿してくれた黒炭酸さん、ありがとうございました!
2月5日の夜に妹役亜美の一斉投票がありましたが、追いつかれるほどではなく、このあたりでほぼ桃子の独走が決まりました。
同時期に別テーマの生き残りゲームで地味な大学生・美希とネット配信者・翼の同時一斉投票があり、この時点では相当多い数の票を獲得したため、MCの一斉投票の火力は怖いぞ、と緊張感を持つようになっていたと思います。
投票企画では、基本的に独走状態になると、追加の投票はあまり見込めなくなります。たとえ桃子Pだとしても他に好きなアイドル観たい配役は複数あると思うので、そちらに票を投じるようになるからです。
とはいえ、TCで紬が妖精役に途中参戦してきたことが思い出されます。
もし途中で、誰かの陣営が貯めてた票を全投入して急遽参戦しても届かないぐらい、桃子にも票を入れてほしい、という気持ちがありました。
そこで、前回のTCでデイリー投票になっていた「#1かける5は100万プロジェクト」を復刻させ、100万票を目指す方針を提示したりしてました。
TCでは極端に競らない限り100万という数字を超えないという中での企画でしたが、MCでは獲得票数が非常に増えたので達成できるだろう、という考えです。結局は目標の倍、ダブルミリオンまで伸びましたが……
続いて、一斉投票についても議論が進みました。既に独走状態にあったので、タイミングを考えるのも一苦労でしたが、「(お兄ちゃんも含めて)皆が桃子のお姉ちゃんになればバレンタインにチョコ(投票券)をプレゼントできるのでは???」という狂気に満ちた意見にまとまり、バレンタイン一斉投票へと調整が進んでいきました。
ここで指摘されていたのが「特定の陣営と一斉投票を被らせたくない」というものでした。
基本的に一斉投票が被ると、票が大きく動いたほうに話題が持っていかれます。すると、他のPへのアピールや浮動票の取り込みなどの面で、票の動きが弱かった一斉投票の効果が薄くなってしまうのです。
加えて、MCでは同時一斉投票という前例ができていたため「特定の陣営と組んでいると思わせたくない」というのも、被らせたくない理由の一つだったと思います。
既にバレンタインでは春香や貴音が一斉投票を企画していました。ただ、「今回は被ってもしゃあない、企画内容のインパクトは負けてないし埋もれないだろう」ということでGOが出た雰囲気でした。
その後、バレンタイン一斉投票をする陣営がたくさん増えて、なんと9陣営にまで。そんな中で貴音陣営を中心にして「#バレンタ因襲祭」なる企画が、現代伝奇ホラー合同という形で立ち上がりました。
こうした盛り上げ企画に感謝しつつ、桃子陣営は陣営としては参加せず、個人参加に委ねる、というスタンスになりました。
結果的に、桃子の一斉投票では約4万~5万票を獲得と、完全独走で浮動票が入りにくい状態ながら、たくさんの票が入ったと思います。参加していただいた皆さん、ありがとうございました!!
そして「#俺が私達が桃子のお姉ちゃんだ」という一斉投票のハッシュタグは、トレンド入りしていたそうです。嬉しくもありおそろしくもあり。
(3)終盤
2月も後半、そして下旬に入り、ついに終盤戦です。
この頃は、姉役と従姉妹役の激戦の様子を見守りながら、口を出すことの無いよう、ただただ静かに過ごしていました。DiscordもTwitterコミュニティもコンベンションセンターも、ほとんど動いていなかったと思います。
獲得票数のお祝いはしてました。2月16日に100万票を達成し、2月26日には150万票、そして激戦の最終日2月28日には200万票とダブルミリオンを達成できました。最終的に約223万票を獲得でき、本当にありがとうございました!!
これは私の個人的な意見ですが、今回は全体で獲得できる票数が前回に比べてとても多くなったことに加えて、有償ガシャなどの課金で獲得できる課金票の比率が高くなったので、激戦区の過熱度合いがすさまじいことになったと思います。
第2回は、第1回で投票していないPたちが持ち越した貯蓄分も加わるので、総獲得票数はすごいことになるのでしょうね……
(4)おわりに
まだ第1回投票期間が終わっただけなので終わりにも何もないですが、4年ぶりの投票企画、新しい投票システムが増えたことで考えないといけないことが増えて、”プロデュースする”という点で、少し面白くなったと思います。
まあ4回やってきても、投票企画なんて何も分からん……ですけどね!
ここでカップリング票について少しだけ。1票で2役を投票できることでカップリング票が生まれると言われていますが、強すぎる固定カップリングは、この企画では逆効果だと思っています。
この最たる例は、妹役と姉役での亜美真美ですね。2人は双子で姉妹であるため、キャスティングとしてはとても有望なのですが、投票企画として考えると2人セットで投票となるケースが多く、亜美真美Pからしか票を得られません。
今回のカップリング票は「どれだけ多くのアイドルと関係性を持てるのか」が鍵だと思いました。言い換えれば、2票目をどれだけ集められるかです。
その点、桃子は恵まれていたと思います。第1回投票期間中、私はTweetDeckの検索タブに「妹 桃子」を設定して、投票ツイートを流し見していました。
すると、瑞希ともまつりとも、春香ともこのみとも、貴音とも歌織とも、競っている配役の誰とでも、一緒に投票されていました。
それだけ、「私の担当はこの配役がいい、妹役は桃子がいい」と思ってくれた人が多かったのだと、嬉しくなりました。結果的に、完全な独走状態にもかかわらず、2票目の力で獲得票数を伸ばし続けることができたのです。
だからこそ桃子陣営は特定の陣営と組むことを頑なに拒否しました。したと思います。陣営としては誰にも肩入れせず、個人個人の好きなように票を投じる。それだけでした。
MCで変更されたシステムの中で、第1回投票と第2回投票の期間を分ける、第1回が3テーマあるのに第2回は1テーマしかない、獲得票が第2回に持ち越せる、などの部分には、色々と言いたいことはあります。
とはいえ、新しい仕組みが成功なのか失敗なのかは、第2回投票を見てみないと判断が付きません。まずは第2回投票がどのような展開になって、どのように幕引きされるのか、今月は楽しみに観戦していようと思います。
第2回投票は、1ヶ月以上の準備期間を経て、ほぼすべての陣営が投票開始直後に一斉投票を実施するだろうことは、目に見えて予想できます。
そうなると第1回投票以上に、スタートダッシュですべてが決まる、と言っても過言ではないと思います。票田の差が顕著になりそうです。
……やっぱり個人的に投票企画は(周りを見ると)闇が深いので、もう今回で終わりでいいです。もし次もやるなら全力で配役を取らせに行きますが。
以下、雑感です。聞き流してください。
桃子陣営どこ?桃子Pたち消えた??
今回のMC、表舞台に桃子Pがほとんど居なかったように思います。ほんとに。いつもROM専だった私が「これ、参加しないとだめでは??」と思うほどには。
例えば、デイリー投票とか一斉投票とか、誰かが企画を提案しても、反応するのは両手で数えられるぐらいの人数だったように感じます。
(いちおう、Discordで1月半ばに配役希望のアンケートが立ったときは、アクションボタンの投票数が約20票だったので、そのぐらいは見ていたのでしょうが、チャットで話す人は少なく……)
さすがに企画を出して話し合うのが2人だけでは成り立たんでしょ……、ということで回し役の側に飛び込みました。それぐらい、今回の桃子Pたちは水面下に潜んでいたと思います。
正直、皆TCで嫌気がさして参加者が居なくなったのでは??と、最初は不安でした。結果だけ見ると杞憂に過ぎなかったわけですが。
まあ、そんな状況でも妹役に方向性がスッと固まるのが、同じ桃子Pとしても不思議なわけで、皆さんに頭が上がらないのですが……
議論に参加しているわけではないけど静かに投票活動していたり、素敵なイラストを投稿して盛り上げてくれたり、本当に感謝でした!
もし次回があったら、もっと姿を見せて安心させてください!!!お願いします!!!
なので、周りから陣営陣営と見えていたとしても、”桃子陣営”と呼ばれるような統率の取れた組織(?)は、MCでは存在しなかったと思います。(↑の振り返りパートでは分かりやすく言葉を使ってますが)
「政治」というキーワードを見ました
TA/TB/TCの頃からですが、キャスティング投票企画は、ある程度の割り切りが必要になります。それは投票する配役に対してもそうですし、周囲との関係性に対しても、です。
もし、同じ配役で激戦を繰り広げた末に競り負けてしまったアイドルの担当Pが知り合いだったら、企画終了後どうしますか?不仲になりますか?そのままの関係でいられますか?
このあたり「そういうもんだから」と割り切って済ませないといけないのが、投票企画の面倒なところなんですよね。
こちらが下なときは割り切れるのでいいですが、こちらが上の立場に立ってしまうと「割り切れよと強要する」ことにもなりかねないので、本当に勘弁してほしいなあと思っています。
(TCで妖精役を競った未来Pの友人から、あれで投票企画がトラウマになったと言われたときは、苦笑いしかできませんでした。MCで配役獲得おめでとう未来P)
他のPから「桃子Pは、『私が見たい配役と違うけど、桃子に演技の仕事を取らせるためだから、今回はこの配役に投票しよう』という割り切りが上手い」と言われたことがありますが、まさにそれが大事なんだなと。
とはいえ、今回のカップリング票の2票目の扱いは、割り切れる範疇を超えていると感じています。なので2票目の指定は、してはいけないと思います。さすがにそんな企画は見なかった気がしますが……
とはいえ「2票目は強要してないけどカップリング票で押す」というのは、いくら2票目を指定していなくても傍から見れば強要ですよ、と言われてしまうと、なかなか反論が難しいですよね。強要したかしてないか、そのあたりが曖昧ですし、受け手がどう捉えるか、になってしまう。
そうした状況で出てくるのが「政治」という言葉なのだと思います。
特定の陣営と組む、票交換する(票交換という言葉は初めて知りました、デレの総選挙とかではよくあるらしい?)、それを全員に押し付けるのは、流石にダメだと思います。政党の方針に逆らうものは追い出す、某政党みたいになってしまいます。
……もし、そういう強要無しに、ただ戦略的に他陣営と組むことを「政治」と言って批判しているなら。それはどうでもいいというか、無視してかまわないと、私は思います。
「勝つためには何でもするでしょ?」という方針だとしたら部分的に否定しますが、他人に明確に迷惑や不快感を与えない限り、そうした戦略は常套手段ですし、その戦略を取れる状況なのに取らずに配役を逃したら後悔しませんか?「やらない後悔よりやった後悔」です。
いや本当に面倒ですね、投票企画。こんなことまで考えて他のPたちと付き合っていくのはうんざりなので、毎度のことですが、もう今回で終わりでいいよと思っちゃいます。
瑞希への義理を果たす、ただそれだけ。
冒頭で真壁瑞希に感謝を述べましたが、私個人としては、瑞希が引っ張ってくれたからこそ、桃子が妹役に進めたと考えています。
なので、瑞希とまつりが競り合っていた終盤は、ただただ瑞希に姉役をやってほしい、という一心で投票していました。あれだけやってもらった瑞希を共演させられないなんて、いち桃子Pとして義理を果たせないじゃないか、と。
期間中、表立って瑞希を応援しにくい環境だったというのは言い訳になってしまいますが、個人的な表明すら控えていたので、瑞希Pの皆さん申し訳ありませんでした……
なんとか瑞希をお姉ちゃんにできて、私個人としては本当に良かったです。
個人的にみずももが大好きなのもあります。Cut.Cut.Cut.のミリシタ実装も待ってます。ちゅるぱやコンビのライブ披露もはよ。3rd幕張or超音楽祭2017以来聴けてないんです。
ミリ10th名古屋Act-2のDay1、ミリ6thぶりに2人が揃ってるけど期待していいんですよね???
(参考)過去の記録
TA/TB/TCの時どうだったかなあと振り返る際によく見に行くブログたちです。勝手に参考としてリンクを貼っておきます。(直リンクごめんなさい)
(TA)
(TB)
(TC)
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