人魚飼いのアイキ(3)
…勿論、周りからは、「何だ、こいつは…?」という目つきで見られてしまった…。
しかし、普通の人間だろうが、そうでなかろうが、助けなきゃ…、という気持ちは、やはりある訳で…。
とにかく、周りからの白い目を気にしている場合ではなかった、今の僕は。
「この人魚を助けたい」という一心で、高校へと入っていき、人魚にとって、安心して過ごせる所だったら、”水がある場所”…。
「そうだ、”あそこ”なら、いいのかも…!!」 僕は、高校の正門から外れ、体育館寄りの方へ進んでゆくことにした。(続く)
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少し、お待たせしてしまいました、「~アイキ」の続きです。
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