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ユメカの時代(8)(最終章)
…しばらくして、ユメカの元に、1人の男が現れました。
「ケガしてるんだろ…? オレにのっかっていけ。」
少し無愛想な言い方でしたが、何か、ユメカにとっては、見覚えがある人だったので、ひとまず、そうすることにしました。
「ありがとう、助かるわ。」ユメカは、そう言って、彼が一体、誰だったのか、思い出すので、精一杯でした。 そうしているうちに、ユメカは、家に帰ることが出来ました。
その時、ユメカは、彼から、名前を聞きました。「”サトル”っていうんだ。」男は、そう言いました。
…更に、8年の時が流れ、ユメカとサトルは、いつのまにか、結婚していました。
しかも、”ミチコ”という名前の、新しい友人、そして、男の子の赤ちゃんをさずかり、これは偶然ですが、ユメカの友人の、トモも、近所に住んでいた…ということで、時々、一緒に集まったりしてます。
「あっ、一緒に、写真撮ろうか、年号変わったし!」
ミチコがそう言うと、みんなは、勢ぞろいして、集合写真を撮りました。
一それは、ちょうど、2019年5月1日のことでした。
(ユメカの時代 END)
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