入居宅訪問その2
今回も一条工務店で入居宅訪問。
平日の方が営業担当者の都合が良いということで、平日に案内してもらった。
当日は朝から業務トラブルがあったものの、他メンバーに任せて集合場所へ移動する。
昼メシを食べる時間がなく、以降ずっとお腹鳴ってた。
今回のお宅は観葉植物や多肉植物を飾った西海岸テイストだそう。間取りが面白いお宅らしい。
昨年から花や観葉植物に関心を持っていて、どんな感じに飾られているのか興味津々。
もし、無事に住宅計画がうまくいけば、自宅の植物は引っ越し時に全て持って行くつもりなので、こそこそ育ててる。
神戸新聞ハウジングセンター加古川会場
14時前に展示場に到着し、今回訪問するお宅の間取りを説明してもらった。オーナーに質問することや見るポイントは事前にNotionにまとめている。
元々2件行く予定と聞いていたところ、お子さんの具合が悪くなり1件急遽キャンセルに。
そうすると思ってたよりかなり早く戻れそうなので、帰って仕事する心づもりでいた。
訪問
今回訪れたお宅は奥さん1人で応対してくれた。動線や間取りの考え方を丁寧に説明してくれて、壁紙のアクセントであったり、私にはさっぱり持ち合わせていないセンスをお持ちだった。
玄関収納が土間からも室内からもアクセス出来て、リビングからファミリークローク、洗面所、トイレ、玄関がぐるっと一回りに繋がる動線になっていて、よくこんなの思い付いたなと感心した。
屋外にはウッドデッキというかタイルデッキ?があり、多肉植物が犇めいていた。
キッチンは下がり天井にダクトレールを這わせて、グリーンネックレスなんかを垂らしてたり。これは真似する。
あと照明のスイッチ位置。
夜中目が覚めて水飲みに行く時、どこにスイッチがあれば良いか?なんてのもアドバイスしてくれて、全く考慮していなかったので慌ててメモを取る。
利き腕で押す場所を考えるらしい。真っ暗だから分からんよね。
2Fは子供部屋2つと寝室と隣に4帖ほどのWIC。子供部屋は仕切が取り除かれており、後々、工事なしで部屋を区切れるようになっていた。
ていうか寝室に何の抵抗もなく案内されたのだけど、壁掛けウェディングフォトが見えて微笑ましかった。
しかし収納が多い。このお宅は30坪ちょいだったはずなのに一体どういう仕組なのだろう。
それから太陽光発電の売電や電気代も見せてくれて、うちより光熱費安くてびっくりした。売電含めると完全にプラス。
そんなにメリットないだろうと侮ってた。
聞きたいことは聞けたので、ここのお宅には1.5h程お邪魔し、展示場に戻ることに。
前の入居宅訪問は現地解散だったのに何でまた展示場に戻るのよと思ってたら、見積と修正図面を見せたいらしい。私の都合考慮してくれよと言いたかったけど、興味はあったのでついて行くことにした。
ABCハウジング 加古川住宅公園
来た時とは別の展示場へ移動し、初回設計の修正図面と修正箇所を反映した見積を説明してもらった。そう、まだ帰れない。
修正図面ver2
まずは外観パースから。
前回と変わりましたね、くらいのリアクションだったので私が喜んでいないのは伝わっただろう。
右端袖壁は一体なんだ。
恐る恐る提示された図面を見てみると延床面積33坪。見積を見ると300万円ほど増えていた。何で。
住宅ローン枠内で増額するのは構わないと伝えてはいたものの、ローン額を大幅に上回る結果に。
外壁にグレイスタイル(大判タイル)を惜しまなく使っており、外観はぱっと見、一条ハウスと見えないだろう。
しかしまさかそっちに転がるとは想定していなかった。営業担当者には予算感伝えているのにどうして…自己資金も出来るだけ出したくないのに。
なぜ坪数アップなのかを考えてみる
仮契約時の図面は間口が狭く、建物全体が小さく見えるなんて指摘したもんだから、とにかくデカく作って現実を思い知らせて、身の丈にあったプランに落とし込め、ということだろうか。
ここで一発、一応、気を悪くしないで欲しいとは断ったものの他社で見積もってもらった事前ローン審査結果を披露し、実は坪数アップでもローンは通ることを説明した。見積額に納得してないけど。
外観に拘る理由
一条工務店のグランスマートの内装は気に入っている。ただ、外観の差別化が難しく本当に悩まされている。同じ分譲地にも数軒一条ハウスが建つので尚更だ。外観がかぶると、とたんに建売感が出てしまう。
この後、何だかんだで4時間程の打ち合わせになった。どうしてこんなに時間かかるのだろう?
たくさんの決めなきゃいけないことがあるものの、優柔不断な私は根拠を持てないと決められなくて、時間をかけたところでそうそう選べやしない。
おまけに話が脱線する。やりたくない事から目を逸らすアレだ。しかし脱線するのは何も私だけでなく、営業担当者もそうで、今朝は友人の家作りを担当していたとか、今度はどこそこのお客さんに会いに行くとか。マジ話進まねー。ひとまず今回の図面感想から。
1Fの感想
平面図には3帖ほどのランドリールームが出来ていた。
脱衣所もしくは洗面所と兼用にすれば不要となる。作られた意図は分からない。おそらく、外観を広げた結果、スペースが余ったのでとりあえずそうしてくれたのだろう。
玄関にはキャンプや登山道具を収納するため土間収納を考えてもらうことにした。
あと、玄関土間とドアにも断熱材を仕込むらしく、どうも断熱等級は7になるそう。北海道かここは。
風呂場と脱衣所、洗面所とトイレは別々に配置してもらい、風呂とトイレで人がバッティングしないようにしてもらった。
初回図面はトイレに行くまで2枚の扉を開ける必要があったけど、今回はリビング扉を開ければあとはトイレの扉だけ。しかも奥張っているので音を気にしないで良さそう。
キッチンはやはりアイランド化は難しかったのかそのままだった。
それでも出来ないかと打診してみる。
キッチンハウスみたいにシンクとコンロを別々に出来るか尋ねてみると、標準仕様のキッチンにはなく、もし他社キッチン入れるなら本社に確認が必要だそう。大丈夫、予算的にあり得ない。
リビング階段は南側に配置され、階段部含め4.5帖ほどの吹き抜けが作られていた。でっかい窓良い。先ほどの入居宅訪問で同等の吹き抜けを見てきたのもあってかなり満足。
あとは音問題。吹き抜けの反響を気にするなら、吹き抜け上部の窓以外の三方は壁で囲った方が良いものの、開放感が減る。
壁をなくし、透明アクリルと手すりにすることも出来るけど予算次第。2Fから見下ろした時の抜け感を考えなきゃ。バイクが見えれば最高なのだけど。
2Fの感想
階段上がったところの廊下は吹き抜けの周囲を囲ってるのもあり、壁にしてしまうか、腰壁やアクリルの手すり等、装飾として残す案も捨てがたい。
バルコニーは一ヶ所になり、玄関屋根も兼ねる合理的な配置に変わっていた。2Fは間取り拡張可だが、パラペット屋根が増えてた。確か、坪単価が半分になるとかだったような。
他、書斎4帖、洋室5.25帖、寝室は6帖+3帖のWIC。
書斎には室内明かり取りが吹き抜け方向に向けて設置されており、ワンチャン、ガレージのバイクが見えるかもしれない。仕事してる時、集中出来なさそう。良いじゃない。
それにしても図面修正の度に指摘するのはいいけど、数が多かったりで説明が中々大変。まだ間取りも外観も決まってないのに先が思いやられる。
間取り、外観が決まると、フローリングか石目調フロアタイルにするのか、キッチン、カップボード、風呂をどれにするか、洗面化粧台に玄関、建具やクロス、各種収納、電気配線、コンセント位置を決めてもうダメ助けて。あ、照明もか。もう大分疲れてる。営業担当者からは妥協しないで欲しいと言われてる。はい。
次回設計打ち合わせは5/17。それまでにどうなってるだろう。
GW中に旧友たちに相談した結果、一条工務店は解約することにした。