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#009 | 父から譲り受けたカメラとレンズ②

前回の投稿で「父から譲り受けたカメラとレンズ①」と題した記事を書いた。

実は譲り受けたカメラは2台あり、もう一台は、、、

minolta XD-s

世界初のシャッター優先AE・絞り優先AEを両立したminolta XDの改良版

1979年発売、世界初のシャッター優先AE・絞り優先AEを両立したXDの改良版で、日本国内向けの高級一眼レフカメラ。
ということらしい。

当時、父は高校教師として勤めており、学校の写真部の顧問でもあったという。
こんな所でも父の意外な顔を知った。

このカメラは主に部活動で使用していたのだそうだ。

MD ROKKOR 50mm f1.4 と 28mm f2.8

ミノルタの銘玉、大口径f1.4の標準単焦点レンズ

50mm/f1.4は現代でもそこそこ人気があるレンズらしい。
28mm/f2.8も広角単焦点でコンパクトで使いやすそうだ。

ただし、、、

レンズには盛大にカビが、、、

盛大にカビが生えている
見えるだろうかこのカビの量

一応カビが生えていようが写真は撮れる。
それが意外といい味になったりもする。
このカメラとレンズを入手当時はSony α6600(APS-Cミラーレス)を使用しており、マウントアダプターをつけて撮影してみたりもした。

MD ROKKOR 50mm f1.4(カビ付)作例

カビのおかげかミストフィルターを使ったような効果が出る。これはこれでアリ。
玉ボケも歪だけどうるさくはない?
とにかくシャドウ部が浅い感じになる。
全体的にフワッとして透明感が増す
なんか眩しい
夕暮れ時の雰囲気も良き

カビ付きレンズも意外とアリだぞ、と言わんばかりだが、このまま放置して他のレンズにカビが移っても嫌だし、父の想い出の品なので、メンテナンスしたいとは思っていた。

ただし、レンズのカビ取り(分解清掃)となると、どこに頼めば良いかも分からないし、頼むのなら信頼できるところでないと怖い。

そう思ってずっと放置していたのだが、最近会社の後輩がフィルムカメラにハマっており、オールドカメラやオールドレンズのジャンクを漁っては掘り出し物を見つけてきて、清掃・修理(もちろん業者に頼んで)をしてカメラライフを満喫しているらしい、という事を聞き、今度その後輩がよく使っているお店を紹介してもらうことにした。

果たして往年の銘玉は見事生まれ変わることができるのか。
カビがなくなったらエモエモ写真ではなくなってしまうのか。
その答えはまた記事にしよう。

それでは、また✋️

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