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#003 | 焦点距離:35mmが好き

カメラを趣味にしている人なら誰でも好きな画角というものがあると思う。
自分の場合はそれが35mmだ。
24mm〜28mmほど広角でもなく、50mmほど被写体に寄りすぎない、ちょうどよい距離感。
とりわけスナップ撮影で日常の一瞬を切り取るという行為において被写体を入れつつも、周りの雰囲気もほどよく写し込むのには最適だと思っている。

そんな自分が2025年1月時点で愛用しているレンズがNOKTON classic 35mm F1.4 S.Cだ。

APS-C機であるZ fcに装着すると換算52.5mmとなるが、このスタイリングの良さよ。

Nikon純正レンズはNikonの歴史に培われた光学性能がこれでもかと言うほど活かされた隅々までパキパキでクリアな描写を得られることは、Nikonユーザーなら体感済みであると思う。

それに対してNOKTON classicはオールドレンズライクに設計された柔らかな描写と独特の雰囲気が出るので、マニュアルフォーカス専用ではあるがその手間も含めて写真を撮るという行為をより楽しくしてくれていると感じる。

Z 8に装着して焦点距離:35mmで撮影した作例(全てJPEG撮って出し)

S.C(シングルコート)レンズは逆光で盛大にフレアやゴーストが出るのが特徴
だが、それが良い!


マニュアルフォーカスのため、多少ピントを外そうが雰囲気が切り取れれば良し。


35mmはふいに眼の前に訪れる瞬間を、ほどよい画角で切り取れる。


被写体をメインに置きつつ、周りの雰囲気も適度に残す。


風景を撮ってもよし


引いて撮ってもよし

自分の中でカメラで写真を撮る目的は記録と記憶だと思っている。
これはnoteでもあまり表には出さないだろうけど、基本的には家族や友人たちとの想い出の記録と記憶を残すのが主たるカメラの使い方だ。

日常にあふれる今しかない時間を記録し、未来の記憶に残す。
35mmはそれに最も適した焦点距離だと思う。

これに共感してくれたり、私も35mmが好きだよーって人はぜひ繋がりましょう!
では、また。


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