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公務員時代との違いはこんなこと!個人事業主になった元地方公務員が感じたこと

こんばんは。on.cloud.9(オンクラウドナイン)というオンラインストアをしておりますタカノと申します。
2024年3月末に地方公務員を退職し、4月から個人事業主になりました。

今回は起業をしてから感じた地方公務員時代との違いを考えてみました。

違いその1
選んでもらわないといけない


最初に言っておかないといけないのは、移住促進事業とふるさと納税などは別です。
移住促進事業は移住先として選んでもらわないといけない、ふるさと納税は返礼品を充実させて納税してもらわないといけないという外向け、つまり住民以外を対象にしているの性質のものです。

しかし、当たり前ですが地方公務員のお仕事の大部分は、そこに住んでいる住民のみを対象にしていますし、逆に言えば住民はその自治体の行政サービスしか受けられないわけです。

一方、私は現在オンラインストアを運営しております。
数多あるお店の中から選んでいただき、買っていただかなくてはなりません。
これは行政と民間の一番の違いだと思います。

違いその2
何をするも自由

地方公務員時代に上司から1番言われたのは「それをすることの法的根拠は?」です。
公務員はみんな言われていると思います。
なぜそれをするのか、という根拠を住民に説明できなければならない。
「こういう法律でこう定められておりますので」ということですね。
住民のみなさんからの大切な税金で事業を行っておりますので、当然ですね。

しかし、個人事業主となった今、何をするか、どういう方法でするか、すべて自由です。
私は「法的根拠」という言葉が苦手なクチだったので(この時点で公務員失格)、今の方が性に合っています。

違いその3
困ったお客さんは断っていい


公務員は全体の奉仕者なので、(適切でない言い方かもしれませんが)迷惑な住民の方がいても対応しなければなりませんでした。

たとえば、電話をかけてきて、業務に関係ない話を延々と話す(たぶん高齢で話し相手がいなくて寂しくて定期的にかけてくる)

法律で決まっているからどうしようもないことに対して激怒し、「こっちは税金払ってんだぞ!」とばかりに高圧的、大声で怒鳴る などなど。

うえのような方でもあちらが電話を切るまで、あるいは帰るまで対応しなければならなかったのです。

そして、今。
お客さんの99%が良い方ですが、たま〜に困った方がいらっしゃいます。
あまりにも非常識な方、無理な要望をしてくる方に対しては、するっとスルーさせていただいております。
こちらの貴重な時間とメンタルが消耗されてしまいますので・・・。

いかがでしたでしょうか。
今回は地方公務員時代と個人事業主になってから感じた違いについてご紹介しました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。



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