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ぼーっと時間のお勧め その2

前回、ぼーっとする時間が、実は脳や自律神経を整えてくれる事を記事を書きました。

今回は、ぼーっと時間を生活に取り入れるための具体的な方法についてお話します。

まずは隙間時間にぼーっとしてみる

確かに思考満載の状態から、いきなりぼーっとするのは難しい事です。
そこでまずは、すきま時間にぼーっとしてみる事をお勧めします。

例えば移動時間、電車やバスが来るのを待っている時間や、乗っている時間です。

普段ならスマホを見てしまう事が多いと思いますが、あえて暫くぼーっとしてみてはいかがでしょうか。
窓の外や、床などを眺めながら暫くぼーっとしてみるのです。 


また家事の合間。
実は私、洗濯のものが、洗濯機の中で回る様子をぼーっと見ているいるのが大好きです。そして干し終わった洗濯物が揺れるのを眺めたりもします。

わざわざ時間を作ってぼーっとすると言うよりは、生活の中で少し時間が空いた時にぼーっとしてみる事がお勧めです。

人によっては、ぼーっとしていると焦ったり、不安を感じてしまうという方もいるかと思います。

その時は、その焦りや不安を深追いせず、暫くぼーっと眺めているとたいていは流れていきます。

ただ苦しくなって、とても眺めていられない事もあると思います。
その場合は、体に優しい刺激を与えてあげましょう。

顔や腕、足を軽くさすったり、パタパタと叩いてみたりして自分の体に力が入っていないか意識を向けてあげてください。


もし、電車やバスなど人前でしたら呼吸を数える事もお勧めです。

例えば3秒吸って5秒で吐く、この秒数の割合は、自分のやり易い間隔で良いのですが、吐く吸うを同じ秒数にするか、吐く秒数を少し多めにします。
吐く時はリラックスモードの副交感神経が働くので、緊張が強いようでしたら、吐く息を長めにすると落ち着いてきます。

3分から5分でも呼吸を数えていると、自律神経が整ってきて気持ちも落ち着いてきますので、ぼーっとし易くなります。

体に意識を向けると、いまここに戻ってくる!

次に体に意識を向けて見ましょう!
例えば、肩に力が入っているとか、胸のあたりが少し重苦しいなどと感じるかもしれません。それらを緩ませてあげても良いし…。

それと同時に、からだの普段あまり意識していない部分、例えば膝の裏とか、足の薬指、お尻が椅子に触れている感じなどを意識して感じてみたり、少し動かしてみたり。
私は思考が落ち着かない時に、手や足の小指を少し動かしたりしてみます。
意識がそちらに行って、グルグル思考が落ち着きます。

いまここに意識を戻すには、いまここにある体を感じる事が一番です。


こんな風に、ちょっとしたすきま時間、普段ならスマホを見ている時間に、ぼーっとしてみる事で、脳のリセットができるのです。瞑想やマインドフルネスの様に、きちんと時間を確保しなくてもぼーっと時間は気軽に取り入れられます。

そしてそれが積み重なって、少しづつグルグル思考習慣から自分らしい、落ち着いた時間が増えていきます。

今回は、私の経験からのやり方を挙げてみましたが、やっていくうちにご自分に合ったやり方が見つかると思います。

この記事が皆さんのぼーっと時間のヒントになれば幸いです。

今日も最後までお読みくださってありがとうございました。


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