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解体

財務省解体ではなく
乾燥機の解体の話です

30年近く使用した米の乾燥機
液晶モニターが見えなくなってきたので
農機具さんに相談したら
もう交換部品がないとのこと

機械自体は調子が良く
まだまだいけるかなと思い
昨年はだましだまし使っていました

液晶モニターが見えなくても
温度設定があっていれば
通常に乾燥してくれます

液晶モニター

離農される方の2年使った
中古の乾燥機が出たとのことで
この度更新しようとおもい
解体の作業をしています

解体作業。
見た目はきれいなのですが
開けてみるとやはり30年選手
摩耗する部分は傷んでいます

昇降機、バーナー、スロワー

米を循環させるための
肝の部分、昇降機ベルト
ギリギリセーフの状態でした
糸もほつれ切れかけているところも
ありました

昇降機ベルト

カットして取り外し
搬送バケツは綺麗だったので
外してとっておくか悩むところです

コンベアー

昇降機の取り外し
上から順番にネジを外して取り外し
鉄くずは業者に持ち込めば
買い取ってもらえるので
軽トラックに積んでおきます

昇降機

昇降機と燃焼バーナーを外した状態
分解をしていると機械の仕組みもわかり
勉強になります

大まかな仕組みを知ることは
機械トラブルが起きたときに
自分で対応できる幅を
広くすることができます

昇降機、バーナー

可動部となる昇降機、燃焼バーナー、
籾排出のスロワー部分を取り除くと
後はお米を貯めておくための
枠だけになります

意外とシンプルな構造となっている
乾燥機です
だから30年ももったのかも知れません

今はコンピュータ制御装置で
どの機械も便利になっているのですが
便利な反面寿命が短くなってきた
部分もあるかもしれません

どんなに動作部分が正常でも
脳に当たる部分がおかしいと
機能しないです

枠組み

見えにくいですが
動作部分を除くと後は枠だけ
上から順番に外して解体していきます

プロだと2~3時間くらいで
解体していくそうですが
私は空いた時間に少しずつ
解体していきます

あと、鉄くずの買い取り価格が
高くなっているので
鉄くず回収業者に頼めば
喜んで解体していくそうですよ

30年間頑張ってくれてありがとう
本当にお疲れ様でした

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