好きなもの〜ミュージカル編その1〜
なぜチケットがあったのか知らない。たぶん母が付き合いで買ったのだろう劇団四季の「CATS」の公演。
当時の私はライブ参戦に明け暮れる日々だったから、大阪もよく行っていた。
大阪の地理に疎い母は道案内も期待して他の姉妹でなく私を誘ったのだろう。
球場跡地に立てられ、後になんばパークスになったCATS専用の劇場で初めて観るミュージカルに私は圧倒され、一緒に踊りたい衝動にかられた。
でもバレエをやめて数年が経っていた。
もっと早くこの世界を知っていたら、バレエをずっと続けていれば、一緒に踊るチャンス舞台に立てるチャンスはあったのかも知れないと色々悔やんだ。
今ならわかる、バレエ続けてたってもっと早く知ってたって、そんな才能はないことに。そもそも音痴だし。バレエも下手の横好きだし。
とにかくCATSに夢中になって、ミュージカルの世界にはまった。
その後、母は再び私をミュージカルに誘ってくれた。
有名な「レ・ミゼラブル」
CATSとはまた違った魅力があり、ストーリーに涙した。
帰ってから母が小説レ・ミゼラブルを買って2人で読んだ。
3度目のミュージカルは「回転木馬」これも母がチケットを持っていた。でも母は仕事で行けなくなり、私は友達を誘って一緒に行った。
それ以降は自分でチケットを買って行くようになる。
初めて自分で買ったのは劇団四季の「アンデルセン」
ミュージカルもバレエも両方楽しめそう♪と思ったからだと思う。
初めて1人での観劇だったけど、元々おひとり様が得意なので全然平気!
その後は友達とだったり1人だったりもあるけど、ミュージカルを楽しんでいる。
とは言え、実はミュージカルはそんなに詳しくはない。
好きな役者さんもいるけど、その人が出演するのは全部見ようとも思わない。
私が気になるのはストーリー。
基本的にハッピーエンドだったり人間ドラマが好きかな。
来月行く「ビリーエリオット」は私のベスト3に入る大好きなミュージカル。
初演の時に何気に行って、ビリーの虜になった。
主演の男の子の経歴を見て、ダンスも芝居も未経験なことに驚いた。
島田歌穂さんの芝居に胸打たれ、吉田剛太郎の父ちゃんに泣けた。
今回、別の役者さんがどんな演技を魅せてくれるのだろう?
今からワクワクする。
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