ほんまんは何でコーヒー屋をやってるの?
こんにちは、まちづくり企業のきら星に所属しながら、三条市で小さなカフェを運営しているほんまんと申します。
初note記事投稿ということですが、気分で始めました。素の私とをなんとなく知ってもらえたら嬉しいと思って、なんとなくで始めてます。
最近新しいことにチャレンジしていないのでいい契機になるかなと思い書き始めているところです。
第一回は表題の通り「ほんまんはなぜコーヒー屋を始めたのか?」という始まりの起源をお伝えできればと思います。
まとめるとこんな感じです
イキリ大学生がカフェバイトを始めたいと思った瞬間
コーヒー沼に浸かる大学生活
伊藤綾先生「結局ね、世の中〇〇〇〇なんですよ。」
の3本でお送りしていきたいと思います。まずはコーヒーとの出会い編から
(伊藤綾先生編から読みたい人は頑張ってスクロールしてください)
イキリ大学生がカフェバイトを始める
大学入学当時、私はアメリカンフットボール部に所属し、毎日屈強な男たちと汗水を流していたものの、ふと我に返った時に「これじゃあ、せっかくの大学生活モテないままじゃない・・・?」と先輩の太もも♂をマッサージしながら思ったのです。
約2年という中途半端なアメフト生活を引退し、バイトとサークル活動にいそしむようになります。
バイトもたくさん経験しましたが、とにかく「モテたい」という軸はしっかりと保っており、ひたすらかっこいいと思うバイトに応募。
そんな日々を過ごしていたほんまんは、とあるカフェに入店し「学生アルバイト募集」の文字を見つけたのでした。
「これは、、、モテるんちゃうんかぁあああ!」
その場でカフェのオーナーに面接希望と伝えました。
もともとコーヒーのうまさがよくわからん人間(当時セブンイレブンのコーヒーが一番うまいと思っていた)なので、とにかくモテそうな雰囲気で応募してました。ひろきさん(当時のオーナー)、あの時はコーヒーが好きすぎて毎日5杯飲んでるとか嘘言ってごめんね。
そんなこんなでカフェバイトを始めて、百パーセントモテ街道に入ったと思われたので、意気揚々と友人に自慢してみるも「へえ~、カフェか。俺もスタバでバイトしてるけど、けっこうだるいよな。客多いし。」とスタバマウントをとられて凹みつつ、カフェバイトがそこまでモテないということがよくわかりました。バイトを始めて1年間の周知活動にも関わらず彼女は一人もできなかった。
コーヒーの魅力にドはまりしてカフェを巡る
私がバイトをしていたカフェは、スペシャルティコーヒーを売りにしています。
つまるところ、うまくて高いコーヒーを提供しているカフェということです。
そんなうまいコーヒーを出しているカフェに入り、まず私は店に置いてあるコーヒーを覚えるために一杯ずつ試飲して味を覚えることを指示されました。
マスターが淹れている様子を見ながらふむふむといかにもな顔を決めていざそれを試飲した瞬間が一番衝撃でした。
「ん?これほんまに同じコーヒー?」
ナッツの香りが豊かなコーヒー、紅茶を混ぜた風味のコーヒー、はたまたアポロチョコを溶かした味のするコーヒーなど、そこには明確な味の違いがあったのです。
一応、カフェのバリスタとして採用されたので、マスターの様子を見ながら、レシピを見て自分でコーヒーを抽出してみると、それはとてもお客様に提供できるほどのものではありませんでした。
どうして同じ豆を使っているのにここまでまずくできるのだろうと不思議に思い、マスターに淹れ方のイロハを聞き、そこでお湯の投入する量、位置、温度、スピード、使う器具、そのすべてが味に関係していることを学びました。
コーヒーは本当に奥が深い。そして面白い。そう思ったのでした。
それ以来、頭からコーヒーが離れなくなり、授業の隙間時間を見つけてはカフェに入りコーヒー研究、時には授業をさぼってカフェ遠征なんかも行ってました。あの時の経験は今のコーヒー屋に活かされている気がします。
伊藤綾先生「世の中結局"やったもん勝ち”なんですよ」
私はきら星への入社するまでの間、ボーダレス・ジャパンが行っている「ボーダレスアカデミー」にサポーターとして参加していました。
そこでは、ボーダレスグループに所属する社会起業家達が、新しく起業しようと挑戦しているメンティーへ向けて講義・伴走支援を行っています。複数のグループに分けられ、社会企業家たちがぐるぐるとメンティー達にアドバイスをしていきます。私は、メンティーの発表や、その後のフィードバックのファシリを任せられていました。とあるグループを回していた時、偶然メンターとして当社のBOSS(伊藤綾先生)が登場したのです。
続々とメンティーの発表が続く中で、メンターからフィードバックの時間がやってきました。そこで私はコーヒー屋を始めるきっかけになる大切な一言を聞いたのです。
「皆さん、いろんな事業プランをお持ちでしょうけれど、まずはやってみる、というのはいかがですか?」
彼女からの提案は、ビジネスを大きくとらえ過ぎず、まずは10万円~20万円ほどの投資でスモールビジネスをやってみたらどうかという提案だったのです。そこで一次情報を獲得してからスケールアップしていくことも可能なのではないかと、環境や資金を気にして行動しないメンティーの狭まっていた視野を広げたのでした。
実はその時、私も視野が狭まっていたうちの1人。いつかカフェをやってみたい、と思いつつ、「箱を手に入れるのに数百万、器具を揃えるのに数十万、その他容器も合わせれば、、投資額は、、、。」などと地団太を踏んでいたのです。
「世の中やったもん勝ちですよ。行動からすべてが始まります、変わっていきます。」
その言葉から、私はカフェをスモールで始められないかと思案し、三-Me.(ミー)という素晴らしい場所を見つけ、企画を持ち込み、チャレンジショップという形で間借りのカフェをオープンさせることに繋がったのでした。
やりたいことはぶらさずに、投資は30万程度。まさにスモールスタートを切ったのです。
この時から約8カ月の時間が経ちました。早いものですね。
おかげさまでイベントに参加させていただいたり、ボードゲームカフェを企画させていただくなど、活動を続ける中で少しずつ固定客もついてきました。
「cottonのコーヒーは他じゃなかなか飲めないね」
「神奈川県からコーヒーを飲みに来ました!」
嬉しいお言葉を聞く機会も少しずつ増えています。
あの時、あの言葉を聞かなければ、きっとcoffee cottonはオープンしていなかったんじゃないかなと思います。いつまでも「いつかカフェをやりたいなあ」ってぼやく人間だったんじゃないかな。伊藤綾先生、ありがとう。
今後、coffee cottonはどうなってくの?
今考えていることは以下の三つです
オリジナル焙煎コーヒーの提供
ボードゲーム界隈の輪を広げる
出会いの創出
1.オリジナル焙煎コーヒーの提供
現在cottonのコーヒーは焙煎されたものを仕入れています。とても美味しいと思いますが、自分の思い描くコーヒー像と離れた豆が届くときもあります。これは好みの問題ですから、良い悪いはないのですが、せっかくコーヒーを提供するなら、最大限満足がいくもの提供したいと思うようになってきました。
豆の量り売りもしてほしいという要望もあり、それならcottonオリジナルのコーヒー豆を焙煎しようじゃないかとチャレンジしています。いつお披露目できるかまだわかりませんが、必ず成し遂げます。
2.ボードゲーム界隈の輪を広げる
隔週金曜日をボードゲームカフェとしてオープンし、県央地域だけでなく、様々な地域からボドゲ好きが集まっています。自分がボードゲーム好きということもありますが、コーヒーを片手に華金を楽しむ人を見るのが楽しいということもあります。もっともっとボードゲームの楽しさを知ってほしい、新しい趣味を見つけて人生に楽しさをプラスしてほしいと思っていますので、新しくボードゲーム界隈に加わってくれる方をスカウトしまくっています。
3。出会いの創出
cottonもボドゲも、出会いの創出に繋がるのではないかと考えています。男女の出会いという意味に限定するのではなく、これからの人生をプラスにする出会いという広義です。
それは、新しい仕事の出会いであったり、カップルとしての出会いでもあり、死ぬまで一緒にいれる親友との出会いであったり。
現に私は、ボドゲで出会った人をとある会社様へ職業紹介させていただき、転職に結びつけたこともあります。
さらにいえば、本業のきら星では、移住に関わるお仕事をさせてもらっていますので、移住体験者の方には積極的にカフェに来ていただいたり、ボドゲ会に参加していただいたりしています。そこで地域住民と交流し、信頼できる同世代の仲間を見つけるなど、人とつなぐことで移住後に安心できる環境が構築できるように努めています。
全てがやんわりと繋がる出会いの場所になりますように
無理しない、かたくるしくない、でも、なんとなく繋がっている、帰ってこれる場所がある
coffee cottonがそんな場所になれたらいいなと思い描き、これからも頑張っていく所存です。
まだまだペーペーですが、おいしいコーヒーなら自信をもって淹れられます。ぜひ一回遊びに来てくださいね🐑
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