学生時代のあだ名は「ドM王 ダリアン」

どうも、山本ノリスです。
今日は白単の統率者デッキを解説して、自身のデッキを痛めつけていくよ。


白単ってどうしても、息切れしやすい割に早いわけでもないという辛さを抱えていると思っているよ。
なので、基本的に戦い方は徹底的な遅滞だよ。
それ故にヘイトを買って、最優先ターゲットにもなりがちだね。どうして。

《キィエルドーの王、ダリアン》
そもそもこのデッキは学生時代に友人が《贖われし者、ライズ》でトークンでわっほいするデッキを組んでたので、「僕もトークンでわっほいしたい!!」という対抗意識で作った節が強い。
そのため、速やかにダリアンを出し、速やかに自害スレスレのダメージを受けることを目標としている。
印刷されてないが、オラクルで兵士を獲得しているので、兵士部族デッキの色もある。
《世慣れた見張り、デルニー》が登場した際に、「なんで、お前パワー3もあるんだよ!!」と突っ込んだことは、ノリス家ではあまりにも有名。

<兵士を速やかに出すのに役に立つカード>
この部類には、速やかにダリアンにアクセスするカードと、プレーヤー自身にダメージを与えるカードが入る。

《魔力の墓所》
《魔力の櫃》
《古えの墳墓》
ありがとうございます!!最高のご褒美です!!
許されない速度でマナ加速をしつつダメージも与えてくれる、このデッキにおける神のカード。
強いて弱点を挙げるならば、《魔力の墓所》は1/2の確率でしか3点ダメージをくれないという事故率の高さをかかえている。
過去に3回連続でコイン投げに勝利して「2マナしか出さないゴミカード」と評したこともある。そんなこと言うなよ。

《色あせた城塞》
安定して3点ダメージをくれる5色ランド。
なんで単色デッキに5色ランドが入るのかは謎だが、ストレージで買える時代に拾って以来、値段の高騰におののいている。

《遊牧の民の競技場》
スレッショルドランドだが、スレッショルド起動することはない。
安定して1点ダメージの供給源になる手堅いカード。

《どんぐりカタパルト》
設置も重いし、起動にマナも必要だが、2体のクリーチャーを用意してくれるのは大きい。
いざとなったら、嫌いなタフネス1クリーチャーも焼ける。

《不明の杖》
無限展開した相手に全体除去打って勝つこともあったりするが、どちらかというと無限展開のお供。
サクリ台増やしたいが、後述の《アシュノッドの供犠台》以外に良いものが見つからず。

<ダリアンアクセスを高速化したり安定化させるカード>
要するに低いマナ領域でマナ加速させるカード。

《真珠の大メダル》
白の呪文とアーティファクトしかないので。

《太陽の指輪》
《秘儀の印鑑》
語る言葉を持たぬほどの定番Aセット。

《世界魂の杖》
招集付与により、疑似的にダリアンへのピン除去を防ぐ。
全体除去はしらん。

《月銀の鍵》
欲しいんだよ!《魔力の櫃》と!!《魔力の墓所》が!!!時によっては《アシュノッドの供犠台》も!!!!

《雨ざらしの旅人》
欲しいんだよ!《古えの墳墓》と!!《色あせた城塞》が!!!

《ウルザの保育器》
《ダールの戦長》
兵士が安くなるので。
兵士ロードはシンボル多いが、それでも軽量化されるのは大きい。

《清純のタリスマン》
ライフ回復、地味にしみる。

《白蘭の騎士》
土地加速勝負で、俺に負けるとでも?

《巡礼者の目》
《永遠のドラゴン》
《土地の寄進》
平地の安定供給源。それにしても、昔に比べて《土地税》安くなったのだから、そろそろ差し替えを検討しては??

《つややかな雄鹿》
《無限地帯》
こんな土地加速にも頼らないと、遅いと。
とはいえ、他の何かは無いのか??

《エルドレインの玉座》
番外。これに届くころには、十分なマナがあるので。
それでも、4マナ出す能力もドロー能力も白単にはありがたい。

《かごの中の太陽》
番外2。同じくこれに届くころには、十分なマナがあるので。
それでもマナのステップアップ量は無視できない。

<死にたくない!>
と言いたくなるようなカードたち。

《魂の管理人》
《魂の従者》
《縫合の僧侶》
いわゆるソウルシスターズ。
ダリアンが(プレイヤーの)命がけで出した兵士トークンの数だけ回復するので、寿命が長くなる。
《縫合の僧侶》は対戦相手のETBで回復する代わりにライフルーズを要求するので、無限トークンを咎める。

《エルズペス・ティレル》
+能力が一番よく使う。
クリーチャーの数だけライフゲインするので、基本的にすさまじい回復量になる。

《イーオスの騎士長》
「プレイヤーを戦闘ダメージで倒したければ、俺を除去してからにしな!!」で有名な騎士。兵士長であって欲しかった。

《カビーラの交差路》
《光輝の泉》
自害しがちだから、このライフ回復すらありがたい。

<ゲームの決着をつけるロード達>
兵士があまりにも貧弱なので、強化する必要がある。
にも拘わらず、タフネス強化を優先しているのは、作成当初に《大修道士、エリシュ・ノーン》に虐められたせい。

《古参兵の鎧鍛冶》
《大修道士、エリシュ・ノーン》の影響下でも生き残るロード!!
タフネスしか強化しないけど。

《誓いを立てた巨人》
同じくタフネス強化ロード。警戒も付与するが、役に立ったことはあまりない。

《陸軍元帥》
《警備隊長》
先制攻撃や警戒とサイズアップのロード。
《警備隊長》は重い分、兵士を引き連れてくれる。
が、最近はどちらも重さのわりに活躍の場面が少ない。

《ヘリオッドの指図》
抜きます。ヘリオッドのアンチなので。
真面目に言うと、やはり修正はデカいが、マナコストに仕事が見合わぬ…

《聖戦士の進軍》
そうだよ!!5マナに求めるのはこれぐらいのプレッシャーだよ!!
強化される幅が大きいので、数を並べて押し切る能力を持つ。

《エルドラージの碑》
そうだよ!!5マナに求めるのはこれぐらいのプレッシャーだよ!!その2
飛行と破壊不能のプレッシャーが大きすぎて、返しのターンに残ることは稀。

《無形の美徳》
これぐらいのサイズアップなら見逃されることが多い。
しかし、地味に警戒がつくので、がら空きのところに揚々と殴り込む。

《神聖な訪問》
厳密にはロードではないが、出てくるトークンの種類を変えることにより、疑似的なロード能力になる。
これも割られがち。

<ダリアンを守るカード達>
ダリアンって除去られると、再降臨が絶望的なんですよ…
うるさい!!《希望の天使、アヴァシン》が重さ的に入るわけないだろ!!

《完璧な策略》
ピッチスペル。破壊不能をお手軽付与。

《塔の長官、ボロミア》
このデッキではあまり悪用は考えておらず、単純に破壊不能を付与するだけ。
とはいえ、《太陽のタイタン》も入っているので再利用は狙っている。

《人狐のボディガード》
《修復の天使》
仕事はほぼ同じ。だが、全体除去をかわせる都合で《人狐のボディガード》の方が好まれる。

<遅滞のカード達>
俺は遅い!!みんなも足並みを揃えろ!!というカード達。

《エスパーの歩哨》
兵士だから、地味にロード能力の影響を受けがちなんですよ。
つまり、要求マナ、地味に上がるんですよ。

《不屈の解体者》
アーティファクトタップインもアーティファクト破壊能力も強い。
《魔力の櫃》や《波止場の恐喝者》を咎めよう!!

《耳の痛い静寂》
1マナであることが何よりもエライ。早いデッキはクリーチャーへの依存度が低くなりがちだから、早いデッキほど受ける影響が大きいと思われる。

《法の定め》
《弁論の幻霊》
そも、呪文を1つしか唱えるな。
続唱や発見とか《原初の征服者、エターリ》とかを咎める。
コンボデッキも、打ち消し合戦に発展させられないから、相手が強ければ強い雨ほど遅くなりがちになると思われる。

《エイヴンの思考検閲者》
サーチするな。

《迷宮の霊魂》
《息詰まる徴税》
引くな。

<除去>
その他に白ができる嫌がらせは除去!

《ダークスティールの突然変異》
クリーチャーから能力を奪い、その後破壊不能を付与する。
破壊不能のせいで、自害もしづらい。

《忘却の輪》
パーマネントを一時追放。
リストラ候補。

《命運の掌握》
各対戦相手から奪えるのが良い。
政治によっては人から奪わないのも手。

《存在の破棄》
破壊不能のアンチなので。

《塵への帰結》
破壊不能のアンチなので。2

《解呪》
置物破壊できるが、白単がそんな1対1交換してる暇はない。
しかもわざわざまもるという事をしていないものしか割れない。
リストラ候補。

《第三の道のロラン》
とはいえ、それをETBでできるのならば、話は別。
政治でドローもできる。

《流刑への道》
《剣を鍬に》
語る言葉を持たない。

<ドローとサーチ>
絶望的だが、それでも求めてしまう。

《悟りの教示者》
マナファクトでもゲームを終わらせる置物でもどんとこい。
とはいえ、ドローが弱いのにハンドアドバンテージを失っていいのか?とも思う。

《頭蓋骨絞め》
最強のドローソース。タフネス1のクリーチャーの数だけドローできる。

《忘却の偶像》
トークン生成が条件でドロー。ダリアン以外のトークン生成が少ないので、微妙か??

《終わりなき地図帳》
起動コストはかかるうえ、平地3つ以上必要だが毎ターンドロー。
こんなものでさえ…

《トカシアの歓待》
3マナ以下のクリーチャーのETBでドロー。ここまでくると強い。

《騎士の団結》
2体以上のアタックでドロー。自前で騎士トークンを用意できるので、条件達成も意外と簡単。

<その他>
よくわからない枠とか少数すぎるために分類が難しい枠。

《太陽のタイタン》
《空の遺跡、エメリア》
3マナ以下のパーマネントやクリーチャー釣り上げ。
地味に《塔の長官、ボロミア》を釣れる。

《軍部政変》
このデッキ唯一の全体除去。
兵士を湧き出させるのが目的。

《アシュノッドの供犠台》
ダリアンがピン除去食らった場合、兵士を生け贄に即再降臨させられる。
そんな状況では、こいつや兵士が生き残る未来はない。

《翡翠のモノリス》
このカードの最大の弱点は、このデッキで4マナをひねり出すのが辛いこと。
着地すれば凶悪。

《太陽の勇者、エルズペス》
兵士が湧き出ることは強い。
が、一番強いのは全体除去。ダリアンをギリギリ巻き込まないので。

《風立ての高地》
秘匿ランド。踏み倒してまで唱えたい呪文が無いならば、他の土地にするべきか??

《新ベナリア》
単色なんだから占術してもアンタップインで良いでしょ…
という時代背景になりつつある。

《ひなびた小村》
補強をもっているが、使った記憶がない。
タップインになるからリストラか??

《霧覆いの平地》
自分の墓地のカードをライブラリボトムに戻せるが、何をするというのだね。
リストラ候補。

《Kjeldoran Outpost》
日本語が存在しないカード。
兵士を継続的に出せるが、なぜ平地の生け贄を要求するのだ。

《確実性の欠落》
「白から打消しは想定しないやろ」という思いで入れたカードで、実際にそれで刈り取った命もあるが、そもそも《一時の猶予》と並列にするか差し替えるかしようず。

《平地》20
こんなもんかな

以上でデッキ解説でした。
昔に作って久しくアップデートできてない箇所もあるので、そろそろ大幅なテコ入れをしたいところ。

乱文で見づらい中、ご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?