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私とADHD【幼少期〜学生時代編】

自己紹介ページが16名様からスキをいただきびっくり。
こんな場末の障害者の始めたnoteまでご来場ありがとうございます。本当にありがたいです。

何日間か何書こうかな〜と考えたのですが、好きなものをいきなり書いてもいいけど
まずは切っては切れないご縁のADHDについて書くことにしました。


私とADHD【プロローグ】

自己紹介でも記載した通り、私はADHDの中で不注意・多動性・衝動性の全方位型全ての症状+聴覚過敏の症状を持っております。ADHDのオールラウンダー。
学生時代から他の人との違いに薄々気づいていたり苦労もちょくちょくしていて、社会人になって病院にかかってWAIS検査を受けてADHDと診断された時ほっとしたことを覚えています。
今では障害者手帳2級、ヘルプマークを使用しつつなんとか一般社会に馴染もうと努力はしております。
とはいえ、ADHDは人によって症状がバラバラなのであくまでも私の体験談としてお読みいただきますと幸いです。

私とADHD【幼少期〜小学校】

周りの子供達に習って3歳の時に幼稚園に入園するがあまりの発達遅れ+人とのコミュニケーションの取れなさにより中退
その後地元の運営する子育て支援室に何ヶ月か通い、その後保育園に転園してなんとか卒園。
余談ですが、1番最初に残っている記憶が支援室で他の子供達とコミュニケーションを取っている自分の姿という。今あの子たちは元気に過ごしているのだろうか…。


地元の公立小学校に入ってもコミュニケーションが苦手、水泳以外の運動が大の苦手、高学年から太りだして横にデカくなっていくなどなどいじめられる要素多めになり実際高学年になって軽いいじめに遭う。
忘れ物も多く自宅に戻ることもしばしば。落ち着きがなく、授業中に足をモゾモゾさせてたり、考えことをしていたり、教科書を違うページばかり読んでいたり、何もない空中でピースを始めポーズをしたり(?)と結構特性強めな感じで生息。

休み時間で鬼ごっこをして鬼になった時は途中で諦めてトボトボ歩いたり、学校内外ですぐ癇癪を起こして泣いたり、軽く保健室登校もしたりなどなど今思えばよく通常級にいられたなという出来事ばかり。お陰で小学校時代からの友達はいません。
当時起こしていた癇癪で印象的に残っていることは、流行っていたポケモンのゲームをやっている時に自分が負けてしまいゲーム機を噛んで歯型を残す、算数の問題が解けなくて勉強を教えてくれた母親に対してコンパスを投げつけるなど…。
今ではほぼ癇癪を起こさないのですが、当時は本当に荒くれていたのだなと。
また、昔から得意なことをどんどん突き詰めていく所があり、当時は漢字にどハマりをしていて小5にして漢字検定2級を取得していた。今でもその片鱗アリアリ。

私とADHD【中学校〜高校】

中学時代も特性としてはあまり変わらず。
小学校で軽くいじめられていたこともあり、家の近くでない公立中学校に行ったものの、中3時に無視される、嫌な仕事をなすりつけられるといったいじめに遭遇。
本気で不登校児が行く私立中学校に行きたいと親に相談したり、地元の保健センターにてカウンセリングを受けていたものの結局改善には至らず苦痛に耐えつつ中学卒業。まだこの時代は発達障害という言葉もあまり世間に出回っておらず、ただのわがまま野郎としか受け止められていなかったのが辛かった…。そんな訳で中学時代の記憶もあまりない。
こんな目に遭ったにもかかわらず、なぜか中学時代からの異性の親友がいる。謎。


地元を出て隣の自治体の高校へ進学する。
普通科だけどちょっと個性がある学校に進学したため、そんなに特性が出ずに(当社比)生活することができて楽しかった。
ただ、運動神経が悪すぎて体育のソフトボールの際に顔面にボールを当てて鼻血を出す突発的発言から、当時属していた部活の顧問とSNS経由でバチバチに喧嘩をする、部活の同期とも突発的失言から一時期仲違いをする(今では仲直りをして仲良くさせてもらっています)
空気を読まずにバスの中で大声で友人に話しかけるなど問題行動は多々あったものの当時は"ただの変わり者"として受け入れてもらっていたのは本当に有り難かった。(社会に出てから大変な目に遭いますが…。)
今でも前述の部活の同期を含め、何人かと交流はあります。


私とADHD【まとめ】

意外と長くなってしまったので一旦ここまで。
社会人になっても相変わらず苦労はしていますが、幼少期には障害者を支えるような方針が出始めで学生時代はフォローがない時だったので、特に小中にはいい思い出がほぼない。
けど、なんとかここまで生きていけてるのはヘマしても割と寛容な両親の方針、数少ないけど優しくてそれなりに特性への理解がある友人たちのお陰であることは間違い無いと思っています。

後編【大学〜現在まで】に続く。


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