人々はなぜFRUITS ZIPPERにハマるのか

NOTEに投稿した背景

28歳目前にして、FRUITS ZIPPERというアイドルにハマり、今まで推し活を本気でやっていなかったのになぜここまでのめり込んでしまっているのか、自分の心境が理解できず、自己理解×FRUITS ZIPPERの魅力について綴ろうと思い、NOTEに書いてみました。

著者の自己紹介

簡単な自己紹介になります。
小中高と横浜の公立学校に通い、私立大学卒業後は高校の数学科教員として4年間勤務しておりました。その後、一般企業に転職。公務員マインドで飛び込んだものだから、入社して4ヶ月で限界に達し、逃げるように辞めました。そこから2ヶ月ほどニートをして、再び一般企業に転職し、現在に至ります。

本題

さて、自分がハマった理由については、下記3つかなと思っております。
①心の安寧
②趣味の枯渇
③お金の使い道
1個ずつ説明しつつ、最後にだらだら書いて終わりたいと思います。

①心の安寧

一番大きい理由はこれかなと。
平日の仕事終わり、疲弊しきった際、かわいい7人の美女がふと「ねぇねぇねぇ」と行ってきたもんだから、「これは俺に向けてメッセージでは?」と勘違い野郎から始まったのだと思っております。

正直なところ、『私の一番かわいいところ』という曲は、過去耳にしたことはあったのですが、そのときは何も思わなかったです。スルーしておりました。

そんな中、営業職として数字が詰めない日々が続き、心が憔悴しきったときに、YouTubeショートのアルゴリズムさんが、セレンディピティ的に自分とFRUITS ZIPPERを巡り合わせたわけです。

しかもそれが、FIRST TAKEバージョンで7人の美女が「ねぇねぇねぇ」と歌う曲なんです。原曲であれば「ねぇねぇねぇ」というのはベビーピンク担当の松かれとミントグリーン担当のゆいちゃんだけなので、奇跡に近いですね。

②趣味の枯渇

20代で彼女もいない、土日に仕事もない人の趣味とは一体なんだろうと思い、周りの友人達に趣味を聞き回ると、まあNetflixやYouTubeなどの動画鑑賞やサウナ筋トレなどありきたりな回答しか出ないんですよ。

私は、高校教員時代はバドミントンにどハマりし、土日の部活動に加え、週3−4回バドミントンクラブに通うほどシャトルを追いかけ続ける日々でございました。

さてさて、そんな私が一般企業に勤め、土日に何もない時間に投げ出されたときにふと疑問に思うわけですよ。
「土日何してたっけ?」と。

部活動のバドミントンが如何に自分の人生に充実感をもたらしていたのかを実感しつつ、そんな中新しい趣味を探していたところ、推し活とやらがピタッとハマってしまったわけです。

③お金の使い道

私の周りにはアラサー独身が半々くらいおり、お金の使い道について迷走している方が散見されているような気がしております。

結局、お金ってなんのために使うんだっけ?
と貯金に意義を感じられない方たちがうようよいるわけです。

リフレッシュを目的としたサウナや飲み会のお金を、推し活に使用するという思考に、無意識的になっているのだと思っております。
※推し活の方に失礼かもですが、パパ活のようなお金の使い方に近いような気はしております。

NISAやiDeCoで資産形成をしつつ、堅実に働くことができる人は、より多くのお金を必要としないでしょうし、物に溢れた世の中に対して、意義のあるお金の使い道を探しているのでは?と思っております。

魅力をダラダラと語る

FRUITS ZIPPERのメンバーを調べてみると、あらなんと半分ほどがアイドル経験があり、そして20歳前後と思っていたのが、意外にも20半ばの人もいるのだと知り、ますます応援しなければと思ったわけです。

箱推しが前提としつつ、入口はミントグリーンのゆいちゃんで、その七福神スマイルに惚れちゃいますので、初学者の人はまずゆいちゃんを見てください。

七福神スマイルのゆいちゃん

初LIVEに行った際は、眩しすぎて直視できないその笑顔からくる「ねぇねぇねぇ」に思わず「はい!!!!」と勢いよく手を上げ、その勢いで脇が擦れても痛くないくらいエクスタシーを感じました。

生で見るとわかりますが、美しすぎて透き通っております。おそらく透過率80%はあるかと思います。

LIVE後に、「自分だけがこんなにハマっているのはおかしい」と思い、自分世代のアイドルの遷移をだらっと調べてみました。

遷移:
AKB ももクロ カラ 少女時代 坂道 TWICE NiziU BlackPink →大K-POP時代

上記のようにJ-POPやK-POPのトレンドが繰り返されているということが分かりました。

そして、大K-POP時代、あまりに多くのグループが飽和し、飽き飽きしているところに、J-POPであるFRUITS ZIPPERが私も含めて一般大衆にハマったのだと理解しています。

後はLIVE会場に行くと、女性のファンも多いですね。男性アイドルは女性が推す、女性アイドルは男性が推す、というのも一昔前の話になりつつあります。

推し活を始めた当初は、ぶりっ子を超越し、小動物としての癒やしを我らに振りまいてくれるエンジェルことベビーピンク担当の松かれが、女性に人気があることには驚嘆しました。

失礼ながら最初は、「これは女性に嫌われる女性では?」と思っておりました。しかし、蓋を空けてみると、アイドルを楽しむ純粋な女の子であるということがわかります。女性に好かれるのも納得です。

ぜひYouTubeやLIVEを通じて、女性に推される女性、女性を推している女性を肌で感じると面白いと思います。

LIVEにいくと、いい意味で、女性を推している女性に狂気みたいなものを感じることもあります。ここら辺も面白いのでぜひ。

また、かわいいを新しく定義した「NEW KAWAII」というフレーズは私の中では2024年流行語大賞でした。

LINEスタンプ

正直なところ、「NEW KAWAII」とは何か理解できておりませんが、哲学的な話で究極の真理には辿り着けないのと同値だと理解しております。

いろいろなシーンで応用が効くので、ぜひ皆さんも活用してほしいです。

例えば、遅刻してきた友人に対して「NEW KAWAII」と伝えるだけで、場を和ませることができるでしょう。二日酔いの友人に対して「NEW KAWAII」と伝えるだけで、少し緩和するかもしれません。

こいつ何言っているんだと思った方は、それすらも「NEW KAWAII」という事象であるのだと思ってください。このパワーワードの応用性と恐ろしさに気づきましたか?

ありとあらゆる事象は「NEW KAWAII」に掌握されてしまいます。

さて、最後になりますが、原宿から世界へを目指すことを目標にしたFRUITS ZIPPERを今後も推すべく、私も英語の勉強に力を入れようかと思い、本日英会話の体験申し込みをしてまいりました。

以上、彼女たちの成長を追っかけながら、自分も成長しないと、LIVEに行く資格がないのだと自分に枷をかけているふるっぱー(ファンの総称)の戯言でございました。

ご視聴ありがとうございました。

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