大学生が自転車九州一周旅行した話5

南大隅町→佐多岬→神川キャンプ場

例によって朝6時半に起床して、朝7時半に出発しました。この日は前日の疲労が残っていることを筋肉痛から感じました。昨日の夜からですが、今日は往復70キロ弱と割とゆっくりと進みます。

公園整備のおじさんにどこから来たの?と聞かれ「別府港から来ました。出身は富山県です!」と反応が良かったので咄嗟に嘘をついてしました。この旅で気づいたことは皆さんどこから来たの?と第一声を発することが多いようです。
それに対して、僕も3パターンくらい答えがあるので、毎回どれが正解なんだろうと迷っています。今は、別府港から来ました。富山の大学で出身は神奈川なんです〜と言ってます笑

そんなこんなで出発。しょっぱなから坂道があり、先人のブログから簡単な道ではないというのは知っていたので、しょっぱなから覚悟が決まりました。

進んでも進んでも坂道。登って下って、下って登ってを繰り返します。思ったのですが、1番好きなコースはどんなコースですかと聞かれた時に不用意に下り坂です!とは言えないなと感じました。なぜなら、下るということは登るということです。これは同じ道を往復する時には至上命題なのです。そこで僕は、緩やかに登り緩やかに下る道という最適解を編み出しました。そんなことをグルグル頭の中で考えながら、最も軽いギアでクルクル進んでいきます。



この2枚目の写真の右少し上の建物に登ってしました。目でわかる高低差、、

辛かった話を沢山したいですが、読者がつまらないと思うので、割愛。到着!!笑
2枚目は憧れの自転車持ち上げ。なんか、ダサいですよね笑
すごい達成感を感じて、気持ちよかったです。
モニュメントが大きくて素晴らしいと思いました。頂上でスーパーカブで新潟から佐多岬まで来た猛者新潟大学生と出会いました。

青年はここが目的地ということで静岡出身ということもあり、運命的な出会いだなと感動しました。インスタも交換しました。水を奢ってくれてすごく優しく誰とでも打ち解けられるような良い人でした。就活の話。住むならどことか色んな話をしているうちに出発時間が迫り出発。

郵便局で母親宛に本土最南端の郵便局からポストカードを送りました。そこで神奈川県藤沢市の話をしたら大盛り上がりして、冷たい緑茶とお菓子をいただきました。本当に良い人たちで好きです。感謝を伝えたいです。
帰りは気持ちが乗っていたのかスイスイ行き、昨日の夜から目をつけていた「立神食堂」に行きました。 

カツ丼ラーメンセットと地魚で刺身のヒラマサをいただきました。全ての料理が美味しく、特にヒラマサは最高でした。今まで食べた魚を更新しました。店主さんも気さくでお話しを聞いて褒めてくださり、また行きたいところでした。温泉とキャンプ場に向かいます。

「トロピカルガーデンかみかわ」は温泉施設で貸し切りでオーシャンビューを独占できたのでパシャリ。

最高に気持ちよく、何度も言いますが温泉がなければ旅したくないです。休憩所のおばあちゃんとお話しをして、カボスのジュースを2本飲みました。めちゃくちゃ美味しかった。(体が欲してたのかも)おばあちゃんにメールの設定を教えてあげたりしていたら、夜ご飯をくれました。結構なボリューム笑

嬉しかった。お礼を言いたい。

目の前の「神川キャンプ場」に着きました。景色が最高すぎてうっとり。




海沿いのキャンプ場でもここまで海を、広いビューで見れるキャンプ場はそうありません。普通堤防があります。実は、この夕陽はこのキャンプ場の存在を知った時から狙っていて、狙いがドンピシャに当たったことも嬉しく、嬉しい笑み。
明日は鹿児島の市街地で奮発したい所存です。

追記
ジーちゃんが枕として獅子奮迅の活躍。


この得意げな表情である、、

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