見出し画像

✨✨北海道の魅力✨✨

九州が2つ収まるほど広い面積を持つ北海道。季節ごと、エリアごとにまったく異なる姿を見せてくれます。

広すぎて、どこを観光すれば良いのか分からない…という方へ。

北海道だから感じられる旅の魅力と楽しみ方をご紹介します!

■北の大地ほっかいどう

日本の総面積のおよそ20%以上を占める広大な地、北海道。手つかずの大自然、豊富なグルメや温泉など、どれをとっても心惹かれるものばかり。「都道府県魅力度ランキング(ブランド総合研究所調べ)」では、2009年以来、13年連続で堂々の第1位を獲得しています。

どこまでも広がる花畑や自然の神秘を感じる流氷、豪快に盛られた海鮮丼などあらゆるものが大スケールで、北海道でしか堪能できない魅力が盛りだくさん!北の都札幌をはじめ、異国情緒漂う函館や小樽など都市観光も充実しており、北海道全域を観光するなら2週間あっても足りません。さらに四季折々の絶景や多彩なアクティビティがシーズンごとに楽しめます。

広大な北海道を旅するなら、事前のプランニングは必須。2泊3日の行程なら、目的地は2~3か所。まずは絶対に行きたいスポットを押さえたら、その周辺で楽しめる観光地を探してみましょう。しっかり計画を立てて充実した時間を過ごしてくださいね。

■北海道観光のベストシーズン! 夏の定番スポット

カメラを持って出かけたい!フォトジェニックな夏を切り取る

"北海道らしい"景色を見るなら、夏がベストシーズン。湿気を感じない北海道の夏はとっても爽やか。植物がいきいきとしている様子が美しく、どこを切り取ってもキラキラと輝いて見えます。青い空をバックに色とりどりの花々や木々の緑とのコントラストを堪能できる最高の季節です。

ラベンダー畑

夏の北海道の代表的な風景、ラベンダー畑。世界的に有名な「ファーム富田(中富良野町)」をはじめ、ラベンダー×大仏の異色のコラボが楽しめる「真駒内滝野霊園 頭大仏殿(札幌市)」など、大地一面を埋め尽くす大きな花畑が絨毯のように各所に広がります。風が吹き、波のように花が揺れると辺りは爽快感溢れる光景に。
ラベンダーの見頃は7月中旬~下旬頃。7月のシーズン中は混み合うため、人が少ない朝早くから訪れるのがおすすめです。

【道北】青い池・美瑛の丘(美瑛町)

なだらかな丘にカラフルな花や畑が連なり、美しい田園風景が広がる美瑛は絶好のドライブスポットです。乳白色×ブルーの水面が目を引く「白金青い池」では、水面と立ち枯れたカラマツが幻想的な光景を作り出します。無風・晴天・乾季の3つの条件が揃いやすい夏の早朝が、1年で最もブルーが美しく見える季節です。

【道北・道東】北海道ガーデン街道(大雪~旭川~富良野~帯広・十勝)

北海道を代表する8つの庭園が集中する、旭川~十勝を結ぶ約250kmの街道。「上野ファーム」や「紫竹ガーデン」など、北海道の気候や地形を活かした個性あふれる庭園鑑賞を楽しめます。手入れされた芸術的な庭と北海道の雄大な自然が調和する光景は見ごたえあり!自然の風景とともにアクティビティーを楽しめ、豊かな食も堪能できる観光ルートです。

【道央】さっぽろ羊ケ丘展望台(札幌市)

北海道開拓の父、クラーク博士の像で有名な札幌市の展望台。札幌市内とは思えないほど広々とした牧草地には羊が放牧され、のんびりと草をはむ様子を観察できます。足湯やレストハウスもあり、疲れを癒しながらグルメを楽しめます。例年7月中旬~下旬は、レストハウス横のラベンダーが見頃です。

夏ならではの大自然を感じ、動物とふれあう

過ごしやすい気温で晴れの日が多い夏は、大自然の中へ繰り出すのにぴったりです。青い空に白い雲、遠くに連なる山々の稜線。コバルトブルーに輝く海と、そこで育まれる海の幸…。多くの植物が活き活きとし、動物たちが活発に動く時期でもあります。

気持ちの良い空気の中で、思いっきり深呼吸してリフレッシュ。日々の疲れも吹き飛びます。

【道北】利尻島・礼文島 

「蝦夷(えぞ)富士」とも謳われる利尻山を有する利尻島と、海抜0メートルから高山植物を鑑賞できる"花の浮島"礼文島。それぞれ個性を持った北の島々は、どちらも春から夏にかけてが最も美しいシーズンとなります。また、利尻島・礼文島近海で獲れる、高級食材「利尻昆布」を食べて育つウニは最高級の美味しさです。

【道央】積丹半島

"積丹ブルー"と呼ばれる青い海が広がる積丹半島。海岸近くは水深が浅く海底の岩までも見えるほどに透き通り、エメラルドグリーンのような青色に見えます。6~8月にはウニ漁が解禁され、旬の生ウニを求めて多くの人が集まります。積丹半島北西部から海に突き出した「神威(カムイ)岬」は、青い海と緑の大地のコントラストが美しい!

【道北】雲海テラス 星野リゾート トマム(占冠村)

季節や気候条件が揃った時にしか現れない自然現象、雲海。分厚い雲が波のように山々の間を駆け抜ける様子は、まさに自然の芸術!標高1,088mの場所にある星野リゾート トマムの「雲海テラス」では、まるで雲の上を歩いているような気分や、雲をテーマにしたドリンクやスイーツを楽しめます。雲の上で過ごす、この上ない特別な体験を楽しめます。

道北】旭山動物園(旭川市)

動物たちのありのままの姿を観察できる行動展示が特徴の旭山動物園は、全国屈指の入場者数を誇る人気の動物園です。捕食という本能について解説しながらエサを与える「もぐもぐタイム」などスタッフによる丁寧なガイドも好評。ホッキョクグマやペンギンなど、愛くるしい動物たちを間近で見ることができます。

ロマンチックな夜の街並み

気温が下がりひんやりとした空気に包まれる北海道の夏の夜。街には昼とは異なる雰囲気が漂います。

飲食店の看板やネオンが輝く繁華街にはにぎやかな声が飛び交い、やわらかい街灯が光る港町はノスタルジックな雰囲気に。高地から見下ろす夜景は美しく、物思いにふけりながら静かな街の散策もロマンチック。

そんな夏の夜こそ訪れたい観光スポットをご紹介します。

【道南】函館山(函館市)

函館山から見る夜景は「世界三大夜景」にも数えられ、日本が世界に誇る光景です。津軽海峡と函館湾に挟まれた扇状の地形が特徴的で、漆黒の海が函館の柔らかい光をさらに引き立てます。日没前にロープウェイで展望台へ到着すれば、だんだんとオレンジ色に空が移り変わっていく感動的な様子を体感できます。

【道央】小樽運河(小樽市)

北海道開拓における海運の要所として重宝された小樽運河。運河沿いに当時の石造りの倉庫が残り、石畳の散策路が敷かれています。夜になると散策路に設置された63基のガス灯に明かりが灯り、柔らかい光に包まれます。四季折々に表情を変える小樽運河を巡るデイクルーズ(約40分)はもちろん、ロマンチックな夜の水上散歩を楽しめる、ナイトクルーズもおすすめです。

■四季折々の絶景スポット


北海道の観光シーズンは、もちろん夏だけではありません。春には桜の花でピンクに染まり、秋には赤く黄色く紅葉した草木が山肌に錦を織りなし、冬は氷点下に達する北国ならではの雪景色が広がります。四季折々の光景はどれも見ごたえ抜群で、想像を超える大スケール!本州ではめったにお目にかかれない絶景に出会えます。

同じ場所でも、夏と冬ではまったく異なる景色を楽しむことができるのも北海道の魅力です。

箱館戦争の舞台となった北海道唯一の特別史跡。星形の城郭が特徴的な五稜郭公園は、桜が咲く4月下旬~5月上旬にピンクに染まります。城郭に沿って約1,600本のソメイヨシノが咲き乱れ、シーズン終わりにはピンクの花びらが堀の水面を埋め尽くし趣のある情景に。隣接の五稜郭タワーに登ると、ピンク色に輝く星形の桜の全貌を見渡せます。また、五稜郭公園の堀がイルミネーションで彩られて美しい星形が浮かび上がる冬の「五稜星の夢(ほしのゆめ)」もおすすめです。

【道東・道央】芝桜(滝上町・東藻琴町・倶知安町)

ピンクや白などカラフルな芝桜が、5月中旬から6月上旬までの約1ヶ月間、絨毯を敷き詰めたように一面に広がります。日本最大級の芝桜群生地「芝ざくら滝上公園」や「ひがしもこと芝桜公園」、そして、羊蹄山をバックに一面にピンクの芝ざくらが広がる「三島さんの芝ざくら庭園」で見られる芝桜は圧巻の一言。

【道東】三国峠の紅葉(上士幌町)

自動車が通行できる峠としては、道内で最も標高が高い峠です。頂上から眺める「松見大橋」は、車のCMにも登場する絶景ドライブスポット。樹海とともに松見大橋が織り成す眺めが美しく、特に、9月下旬に見頃を迎える紅葉シーズンは眼下に広がる原生林がカラフルに色づき、真っ赤な松見大橋とのコントラストが圧巻です。頂上の展望台からは、色付いた樹海のパノラマと雄大な山々を見渡せます。

【道東】能取湖のサンゴ草(網走市)

網走国定公園に位置する能取湖周辺に群生するサンゴ草。例年9月から10月上旬にかけて、約4ヘクタールもの広さで真っ赤に色づく様子が見られます。木製の遊歩道が設置されており、間近で観察も可能。周辺に山が無いため空がそのまま湖に映り、赤と青のコントラストが美しい光景です。

【道東】流氷

シベリア大陸から南下してくる流氷は、世界的にも限られた地域でしか見られない珍しい自然現象。日本では北海道のオホーツク海沿岸でのみ見ることができます。風に乗って約1,000kmもの遠い距離を流れて来る流氷は、一度見るとその大きさにきっと驚くはず。バリバリと氷を砕きながら進む砕氷船クルーズも迫力満点です。
流氷をより間近で感じたいなら、流氷の上を専用のスーツを着て歩く体験ツアーもおすすめです。それは一生の宝物になるに違いありません。

【道東】しかりべつ湖コタン(鹿追町)

雪と氷の世界『しかりべつ湖コタン』。厳冬期に全面結氷する然別湖の湖上に現れる幻の村(コタン)は、1月中旬~3月にかけて開催される冬の人気イベント。湖上には、然別湖から切り出した氷と雪のみで作られたイグルーと呼ばれるアイスドームがいくつも並び、グラスまで氷でつくられる「アイスバー」や「アイスチャペル」や、世界でもここだけの「氷上露天風呂」など、寒い北海道だからこそ体験できる非日常の世界が広がっています。

ここから先は

2,797字 / 11画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?