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インプットの時間を無くして起きたこと
読書、Podcast、ニュースを見る、Twitterでトレンドチェック、Googleで検索、YouTubeで勉強。
このようなインプットは全て主体的に行ってきました。身近にある媒体で自然に毎日多くの情報に触れ、目に留まるものもあれば、ほとんどの情報は一瞬で記憶から削除され、数秒後には記憶が更新されていきます。1日にこの行為を人間はどれだけ繰り返しているんでしょうか。
寝る前に思い返してみてください、あれだけスマートフォンと向き合い無限の情報に触れていても思い出せるものなんて一握りもないと思います。自動的にタイムラインに更新される情報のほとんどは娯楽であり、トークテーマであり、生きていくのに必要なことも、自分の興味のある分野の情報もほとんど存在しないということです。情報の価値観は人それぞれですがこのように考えることもできるのではないでしょうか。
「情報の価値も新鮮度も一瞬でなくなる。」むしろ情報に価値はないのかもしれません。
とは言ったものの全てに価値がないわけではありません。情報の価値を測る一つのメモリはいつの情報でどれだけの期間で使用されているのかです。
これを考慮すると歴史や哲学、宗教の情報インプットには多くの価値があることに気づきました。今の世の中の基盤になっている歴史の情報は新鮮さはないかもしれませんがそれ以上に長期間に渡り第一線で使われている情報なのです。
最近読んだ本は「孫子」と「自省録」両書とも長きに渡り多くの人に親しまれる本であり、学ぶことも今の世の中に通じることも多くありました。ちなみにKindle Unlimitedに登録している人は追加料金なしで読む事ができます。
僕が思う価値ある情報の定義の一つは
「その情報によってどのようなムーブメントが起きるのか、起きたのか。」
ムーブメントの量も大切ですが質の方が重要とも思っています。
情報はムーブメントのキッカケであり手段なのかもしれません。
例えば僕の日記で100人が一週間だけ毎日がいつもより楽しく感じる事ができたとします。もちろん一週間もの期間ポジティブな影響があることは素晴らしいことです。だけど僕が目指すのはその形ではありません。どこまで親しくなっても、どれだけ人気が出たとしても僕らは他人、ずっと関係を継続することは難しいのです。
僕の目指す形は、この日記の情報がポジティブなきっかけになってそのパワーで他者が自走していけるきっかけを作ることです。うまく言葉にできていませんが、この日記で自ら考えてムーブメントを起こす人のきっかけになれたらいいです。
僕もまだまだ修行中の身で偉そうなことを言える立場ではありませんがいつか皆さんと素敵な話ができるよう多少背伸びしながら色々挑戦してみます。
ではまたね!