マダガスカル376日目
活動再開から新しく行くことになった私立学校の体育の初日でした。
学年的にいえば以前から活動している公立学校の高校生と同じぐらいです。
人クラスの人数も40名ほどでグラウンド、用具も準備が良い印象を受けました。
しかし一つだけ改善点があるならバスケットコートの整備とゴールの修復作業です。
数年前からバスケットができない状態のコートらしいです。
サッカーするコートはとても綺麗に整備されていました。
体育の先生は1人在籍していて、以前から何度か話したことがある顔見知りの方でした。
準備運動、軽めの運動、授業の導入部分の指導を観察しましたが、丁寧に生徒に説明していて、生徒も正確に指示された運動を繰り返し行うことができていました。
私立学校を先生と公立学校の先生では技術力や給与面で多少の差を感じます。
生徒は私立学校の方が少し落ち着いており、穏やかなイメージを持ちます。逆に公立学校の生徒はとてもパワフルでいい意味でも逆の意味でも幼く発達が遅れている印象を持ちました。
最近小生活について調べることが多くなりましたが、栄養面と子供時代の発達は大きく関係していることを再確認しました。
食べれるものがあるだけ恵まれている環境です。
マダガスカルの南部の方は今でも飢餓が起きていて、多くの人が食事ができずに死んでいます。
基本的に授業内容は他の学校と同じで、サッカーとバスケを中心に授業が進みます。
金曜日は生徒が田舎の実家に帰省する関係で早めに授業が終わることが多いみたいです。
聞いたところ数十キロの道のりを歩いて帰るそうです。
そして日曜日の午後またこの村に帰ってきます。
平日は友人の家や下宿先の用意して生徒数名で生活しているらしいです。
日本ではどこでも綺麗に舗装された道があり、自転車がなくても車やバス、電車で通学通勤することができます。それがどれだけ恵まれていることなのか知りませんでした。
やはり日本は世界一生活しやすい環境です。