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パンチラインくらった 「目的わからないなら作れよ。」
今週は学校がお休みの関係で一週間デスクワークの予定。
と言ってもマダガスカル語と文化の勉強。授業で使う用語をマダガスカル語にトランスレーションしてひたすらノートとWordアプリに打ち込む作業です。
最近授業展開に進歩がないと思っています。サッカーボールを使っての運動もある程度できるようになってきました。その次のステップの授業展開のアイデアと、使用する専門的用語のボキャブラリーが乏しく、ステップアップしている感覚がありません。
「目的が分からないならお前が作れよ」
昨日同僚に言われた言葉です。不意に確信をつかれてドキッとしました。
マダガスカルの体育の目的が分からないなら。この村の体育の目的がわからないなら。コツコツお前が作っていけばいいよ。
首都に行けば体育教師育成の学校があるのでそこで調べることもできます。
しかし、そんな文面上の目的より
「君と生徒で作り上げるも目的がいいんじゃない。」
そう言われているようで責任感とワクワクを感じました。
マダガスカルの学校は朝早くから始まり、夕方まであります。子どもは学校にいる時間が1日の稼働時間で計算すると高い割合になります。
その中の2時間を僕が担当することは、子供の2時間を奪っている事にもなります。
僕は自分の時間を奪われるのが一番嫌いです。
ということはその2時間を僕に預けてもいいと思える時間にしなくてはなりません。
一人2時間。生徒は1クラス平均60人。一回の授業で預かる時間は120時間。
1日平均3クラス、壮大な時間になります。
この考え方は僕のオリジナルなので間違っているかもしれません。
いっときのモチベーション。やる気で動いていい立場ではないことをもっと自覚しなくてはなりません。
まだまだお子ちゃまでした。
逆に言えばここから伸び代がある。
何事もポジティブに考えて、できる理由を考えていきたいです。
僕はできます。