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マダガスカル197日目

以前書いた大工事の予感という題名の日記が明日実行されるかもしれません。やはり先月と先々月の水道使用使用量が異常でした。文字通り急に異常なほど高くなった水道代とメーターと使用量の爆増。ついでに何故か電気の使用量も倍近くなっています。
明日業者さんが家に来るみたいです。大丈夫かな〜。

午前中はやっとの思いで職場のボスに遭遇することができて計画表を渡すことができました。来週あたりでJICAと職場と僕の3者で計画表について話さなくてはなりません。どんな会になるのか想像できていませんが、自分が言うべきことと、言いたいことはしっかりとマダガスカル語で説明できる様に、準備をしようと思います。

午後からは高校で体育の指導を行いました。
そこで新しい発見がありました。

普段の体育でも見学する生徒もいるし、服を着替えない生徒もいるし、準備運動をせずにサッカーやバスケをする生徒もいます。
しかし今日はクラスの半分以上が体操着を持ってきていない状態に陥りました。そのことが校長先生の耳に入り、持ってきていない半数の生徒は厳しく指導され、その後教室で待機する様に命じられたのです。
クラスの人数が半分になり(役30名)実際のところ今までで一番指導しやすい環境でした。途中で体育の邪魔をする生徒もいないし、秩序を見出す生徒も一人もいません。体育に対してポジティブなモチベーションを持っている生徒が多い環境は先生も指導しやすい環境でもあります。

これからの授業でも正直これを続けていきたいと思ってしまいました。
体育をやらないなら帰ってもいいし、教室にいて他の勉強をしていてもいいと思います。しかし教員として授業を実施する義務と、生徒が体育に励める様な環境づくり、指導をしていくのが私の仕事内容です。やらないなら帰ってもいいよと思っていますが、それを生徒に伝えることは教師失格ですよね。どうすれば一度に70名ほどの生徒を指導することができるのか、毎回の授業少しずつ変化させながら答えを探っていこうと思います。少しずつではあるけど生徒も授業スタイルに慣れてきて、できなかったことができる様になっている姿も見れるし、あまり口出ししない様にしているので、生徒同士が教え合っている姿を見たときに、積み重ねていけている実感もあります。

生徒が飽きてしまうのは僕の授業が面白くない証拠です。
生徒の能力をよく観察しながら、徐々に難易度を上げてレベルアップしていこうと思います。





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