ボランティア活動って自己中でいいのかな?!
生活する国の人と協力して〜
開発途上国の人と一緒に作業して〜
なんてことをボランティア活動を開始した当初は思っていました。しかし実際はそれほど必要とされていませんでした。
いい意味でも、悪い意味でも必要な理由がそれほど明確では無いのです。
なぜ日本からボランティアを名乗る日本人が来るのか、来る必要があるのか、実際に現地の人もわかっていないのだと思います。
ボランティア活動をする上で、必ず現地の人と作業し、要請内容に沿った活動を行うセオリーがあります。
その時に、毎回思う事があります。
どうして、この人たちは動かないんだろう、指示通りに物事を進める事ができないのだろう。
答えは簡単です。現地人のメリットになっていないから。
人それぞれメリットは違いますが、基本的に人間は、自分にとってメリットになる事が明確になれば、なるほど、行動動機も高くなりモチベーションも向上していくと思います。
自分と相手、ボランティア活動を通じて関わる人々にとって、ボランティア活動は強制される行いではありません。
相手が指示通りに動いてくれないこと、自分の意図と反して思うように進まない活動もしょうがな事だとおもうようになりました。
それなら、ボランティア活動はもっと自己中に考えて、アクションしても良いのではないかと思うようになりました。
自己中といえばネガティヴな印象が強いかもしれませんが、言い換えるなら自分の意思でアクションする回数を増やしていくです。
自分が楽しいと思える活動をしていると、その姿を見て興味を持った人が集まります。
そこでは、濃いボランティア活動が可能になります。
主体的な人が集まっているからです。
どうせ自分のボランティア活動がもたらす影響はたかが知れています。
そうだとするなら、もっと自分がやりたいことを取り入れても良いいのではないかと思うようになりました。
正解がなく、何をするべきなのか全て自分で考えて、アクションできる環境って意外と貴重環境で、レアな時間を過ごせているのかも知れません。