マダガスカル493日目(JICA海外協力隊)

「HARD THINGS」
今日の午後のスポーツ大会はいろんなことを一気に考えました。
スポーツ大会の意味はなんなのか。
約束を守れない先生は何を考えていたのか。
途中で辞めて帰ろうかな。
せめて協力しなくても良いからお酒に酔った状態で絡んでこないでほしかった。
そもそも自分で企画して運営しているスポーツ大会に現地の先生の協力は必要なのか。
やっぱりそれなりに理解し合って同じ目的を持っている人以外のサポートはプラスになる時もたまにはあるけど、ほとんどマイナスにしかならないな。
ボランティアって明らかに自分が感じる責任感との勝負だよな。
日本に帰った後もそれなりにハードな事を人一倍乗り越えて行けるな。
言葉が通じる環境なら今抱えるほとんどの問題が解決できるよな。
コミュニケーションってやっぱり人間の基礎の能力であり、最も重要な能力の一つだよな。

そもそも頼まれてないことを自分で企画して実行すること。
与えられた仕事を全うする次のステップの連続が国際ボランティアでは求め続けられます。
今日のスポーツ大会の途中に帰る選択しなかったのは子供の為と、自分の仕事に対する責任感と使命感だけです。

なんだかんだで高校の先生の協力体制も改善されたと思っていましたが、私の勘違いでした。
流石にお酒を飲んでいる状態の2人の男性職員が絡んできた時に4時間のスポーツ大会を運営し終わった体力の私には正常な対応は難しかったです。
普通にブチギレて生まれて初めて人を殴る寸前まで行きかけましたが辞めました。
彼らに使うエネルギーがあるなら子供たちにポジティブに還元するのが先生の役割だと気付きました。

なんだかんだで人を巻き込む力をつける前に、自分でできることの幅と深みをみっちり鍛えることが重要であると再確認しました。

心地よい環境になったら自分からその環境を出ていき、もう一度鍛えれる環境に挑戦し続けることが今の自分にとって重要であり、そのためにマダガスカルに来た事を思い出しました。

なんだかんだで一年前の自分と比べた時に成長している事を実感できて1日でした。
今日も1日お疲れ様でした。
明日も1日頑張りましょう。

いいなと思ったら応援しよう!