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勤勉の反対はイノベーティブでないこと?!

先日行われたJICA関係者での会議で、この言葉を聞きました。
「勤勉はいいことです。しかし勤勉であるときうことは、反対にイノベーティブでないことです。」真っ先に思い浮かんだのが日本人です。

近年、先進国のイノベーティブの波に乗りきれずに、出遅れていると報じるニュースをよく目にします。

私の知らないこと、ニュースでは大きく報じていない分野もあると思いますが、日本の報道がこのように客観的に評価して、報じているということは、イノベーティブではなく、イノベーションも起きていないと評価していいと思います。

では、なぜ勤勉な者達からイノベーションが起きにくいのでしょうか?!
では逆にイノベーションが起きている国の者達はどのような生活をしているのでしょか。

出る杭は打たれる
新し挑戦は応援されない
既得権益が大きい

パッと思い浮かんだ言葉でも、イノベーションが起きにくい原因がこれだけあります。

人間が生まれた瞬間から、勤勉な人間、イノベーションを起こせる人間が決定機に、決まっているとは思いません。成長していくと共に、感情や能力、その者に関わる要素が発展していきます。
その者を取り囲む環境が、このような、結果を生み出すとするならば、最も大きな影響を与えているのは、教育です。

教育環境、教員の質、家庭学習の環境。これらの教育に関わる要因が全て関わって、勤勉である日本人を作り上げたのではないでしょか。

勤勉が悪いとは思いません。
勤勉で尚且つイノベーションを起こす人がいた結果、これほどにも日本が発展したと思います。

ある程度の発展を終えて、安定した時代も終わります。
安定を続けるための、イノベーションでななく、今必要なのは、攻めるイノベーションではないかと思います。

外から日本を見ている私は、より日本を好きになりました。
そして、マダガスカル人も勤勉です。
それでも経済が発展しきれない、貧困から抜け出せないのはなぜなのでしょうか。

きっと日本人以外で、海外の先進国で生活している者は、日本人を私がマダガスカル人を見て思う感情と、同様に思っているのでしょう。

日本人もマダガスカル人も優しすぎるのかもしれませんね。
狩猟民族ではなく、農耕民族であり、今在るものに感謝して、それを大切にする文化なのでしょか。

それとも、私たち勤勉と評価される者が、勤勉で尚且つ、攻めのイノベーションを起こす民族なった時に、困る者の存在やそのパワーが働いているのでしょか。

色々思っても、現状を変えることは難しいのです。
最初は自分が、イノベーションが起きる環境に適応できる人材になってから、色々できることが増えてくると思います。

マダガスカルは今日は祝日です。
住民と交流してきます。





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