アレアレ詐欺⁉️
アレアレ詐欺⁉️
アレアレ詐欺って何でしょね?
オレオレ詐欺なら知ってるケド…
あの事件。
返金、更には二重返金を経て、
これからどんな展開を見せるのか分かりませんし、
(2022年4月5日、A医師()による再販を匂わすTweetあり❗️)
そのような状況下だから書けないことも沢山ありました。
でも、
そんな中じゃないと書けない言葉もあると思い、
ひとまず筆を執ってみます。
この事件のアウトラインについては、
ペーパーハウスくんのnoteがとてもよく纏まっていて参考になると思います。
そしてそれをご覧になった皆さんはきっと一様に
「よくこんな荒唐無稽なことを信じたな」
と思われるのではないでしょうか。
残念ながら私自身も苦笑と共に首肯せざるを得ません。
それでは何故自他共に認める
「騙されるとしたら最後の人(英語的表現!)」
だった筈の私が信じてしまったのでしょうか?
12,000円の超高額プラチナチケットを購入し、
砂かぶりも砂かぶり、
砂かぶり放題の特別リングサイド席から観戦(参戦?)した
このインサイドストーリーを読んで、
他山の石として頂ければ幸いです。
さて、一般論として詐欺は悪い。
では何故詐欺は悪いかといえば、
それは取引当事者に余計なコストを負担させることになるからです
(という論をなんかの本で読んだ記憶があるのですが、
ご存じの方がいらっしゃったら教えて下さい)。
例えば、私たちはある商品を購入する際、
そこに表示されている成分や容量などを信頼して購入します。
もしそれらの情報が信頼に足りない場合、
購入する側が一々、本当にその成分なのか?
その容量なのかをチェックしなければいけません。
それが余計なコストなのです。
そしてこの構造はマクロで考えると、
政治不信の構造と一緒なのです。
これは「風が吹けば桶屋が儲かる」式の詭弁ではありませんが、
話せば長くなるので、
この辺りでもう嫌になっちゃった方は
これ以上お読み頂かなくても結構ですよ。
〜ガヤガヤ なんだ左翼の繰言か…カエロカエロ(多くの人帰る)〜
では、気を取り直して、
引き続きお読み下さっている寛容で忍耐力をお持ちの読者のために
先に進ませて頂きます。
やはり、
公文書を偽造したりする政府の言うことがどうも信用できない、
新聞やマスコミも政府の広報にしか思えない、
そんな違和感を抱く方々が一定数いる状況は不健全であると言わざるを得ません。
そして、本件もそんな土壌に生えた奇怪な仇花であると思うのです。
政府の言に信を置けない人達の一部は、
Twitterに「不都合な真実」を求めたのではないでしょうか。
かく言う私もその一人でした。
そしてそこには同様に違和感を抱く同志がいました。
駆け込み寺的なTwitterの居場所は、
私にとって精神的な一時避難所となってくれたように思います。
そう、それ位の効果は確かにあったと思います。
それ位なら良かったのかもしれません。
ただ、そこに安住するにはリスクもあったのです。
リスク?それはどのようなリスクだったのでしょうか?
同質の価値観を有する人々がするTweet、Retweet。
目にする情報、目にする情報が「耳を悦ばし 心に快い」
そのような状態が続くと人はどうなるのでしょうか?
菜根譚に次のような言葉があります。
「耳中常に耳に逆らうの言を聞き、
心中常に心にもとるの事あらば、
わずかに是れ徳に進み、
行いを修むるの砥石なるのみ。
もし言々耳を悦ばし、
事々心に快くば、
すなわちこの生をとりて鴆毒の中に埋在せん」
(中学生の頃初めて識った菜根譚のこの節を
今改めて突きつけられるとは…。)
そう。
猛毒の中に埋没するリスクがあったのです。
では、それはいかなる毒だったのでしょうか?
その毒を説明するに当たり、
最適なのがベーコンの「イドラ」です。
元より専門家でもなく、
高校の教科書を引っ張り出して書いているので
細かな誤謬については片目を瞑って頂くか、
若しくはご教示頂ければ幸甚です。
さて、イドラ(idol,幻影、偶像)とは、
ものごとを正しく見ることを妨げる偏見や先入観をいう(らしいです)。
私がいたTwitterのclosedな界隈自体が、
一定のバイアスを有し、
「自分の考えと矛盾する事実を無視しがちという人間の本性に根ざした偏見
(①種属のイドラ)を強化してしまったものと思います。
更に言えば、
「個人の性格・好み・体験・教育・読書などに由来する個人の狭い立場にとらわれる偏見(②洞窟のイドラ)も加速されていた気がします。
加えて、
(今実在を疑問視されている)A医師()が多くのfollowerを抱えていたことも「多くの人が集まる市場で噂が飛び交うように他人の言葉や噂を確かめもしないで信じる偏見(③市場のイドラ)を強化したように思います。
そして極め付けは
「学者や専門家の意見など権威のあるものを無批判に信じてしまう
(④)劇場のイドラ」でしょう。
現在は存在すら疑問視されているA医師()ですが、
当時は、実在するK医師と昵懇であるという所から、
諸事情により今は身元を詳らかには出来ないものの、
少なくとも確実に医師であり、実在するのであろう、
という印象を強く受けておりました。
更に言えば、
当該K医師は当時Tweetで書籍の販売を激しく宣伝し煽ってらっしゃいました。
さて、耳にする情報、目にする情報が
常に「耳を悦ばし 心に快い」状況下で、
私のそれらの情報に対する猜疑心のガードが
少しずつ下がってしまっていたようです。
ある意味Twitterは緩やかなself洗脳装置、
と言えるかもしれません。
そうやって外堀や内堀が徐々に埋められていきました。
被害者の多くが語るように、
確かに違和感もありました。
今思えば魂からの警告であったそのような違和感を大切にし、
立ち止まって問い直すべきだったです。
そしてそのようにガードが下がったノーガード状態の時にdirectに入ってきたのは感情を揺さぶるショッキングな内容でした。
私の場合は、
「娘さんが事故死を装って殺害された」、
という内容でした。
この件に関しては、
私とは逆に、この内容を聞いて不審感を覚えた、
という賢明なお方もいらっしゃったようです。
それは正しい判断だったと思います。
情に溺れるのは危険な状態です。
それは何かに酔っている状態です。
少し冷たいと思われる位、
冷静であらねばならなかったのです。
だけど私はとても衝撃を受けました。
この世にそんな辛い、
酷いことがあっていいのであろうか、
と思いました。
申し訳ないけど、これ以上は辛くて見ていられない、
と思い少し距離を置いた時期もありました。
そうこうしている内に例の本の発表の案内がありました。
そしてその発行部数は限定されており、
申込期間も限られていました。
少し話は逸れますが、
私は格闘技の修行をしていた時に気付いた事があります。
それは格闘技では
攻めるに当たっては
① 相手の弱点を狙う
② 相手のペースを崩す
逆に守りにおいては
③自分の弱点をガードする
④自分のペースを堅持する
この表裏一体の攻守の掟があるという事です。
相手は当然こちらの弱点を突いてきます。
娘さん云々はこちらの優しさという隙を突き、
安っぽいTVショッピングなどでもお馴染みの
数量限定・申込期間限定というのは、
相手に考える暇を与えないことで
相手のペースを乱すことを狙ったものと思われます。
(詐欺事案でも同様の例がありますよね?)
直接確認した訳ではないけれど、
後に出会った被害者アカウントには心優しい女性が多かった印象があります。
その方々もその優しさに付け込まれたのではないでしょうか?
また、
本件で窓口となってしまい、
結果プライヴァシーを暴かれてしまった女性も。
締め切りが迫る中、
自分は何も出来ないけれど、
せめて瀕死()のA医師()の遺言を受け止めてあげたい、
という思いが芽生えました。
そしておそらく正常な判断力を欠いた
「クワッとした」状態で入金をしてしまったのです。
村上春樹氏の著作の中に「アンダーグラウンド」があります。
これは地下鉄サリン事件の被害者のインタビューに基づくノンフィクションの本です。
その最終章に「目じるしのない悪夢」という、
長いあとがきのような一章があるのですが、
その中から少し引用してみます。
この点に本件の「物語」とひどく類似したものを感じます。
さて話を戻しましょう。
入金はしたものの、本は待てど暮らせど送られて来ず、
書籍チームは、
にわかには信じがたいような理由を次々とアナウンスしていました。
私にとって1つ目の不幸中の幸いと言えるのは、
古くからのTwitter仲間が当該書籍を購入していた事でした。
2月の末、
「本、来ないねー」という話をしていた所、
その友人はてててああさんのnoteを教えてくれました。
それを一読し、すぐ本は来ないと確信し、
すぐに返金を求めました。
それからはしかし「本来ないねー」が
「返金ないねー」に変わっただけでした。
騙されたという不安、
お金を取られてしまったという斬鬼、
そして個人情報を握られている恐怖。
当時、私は情緒不安定気味であったと思います。
当時私が出したDMを読み返すと、
その時のヒリヒリとした感情が蘇ってきます。
多くの人がこの問題に目を向け始め、
色々なことを呟きました。
そんな中で救いになったのは、
同じく被害にあった方々のアカウント(←やっぱ、「アカウト」って書くべき!?)でした。
特に情緒不安定期にDMでお話しさせて頂いたヨンダさん(仮名)には、
特別お世話になリました。
私が自分を責めて、相手に対して怒りを持てない時、
代わりに怒ってくれたヨンダさんのお陰で、
私は自分の怒りを取り戻す事ができた気がします。
この場を借りてお礼を申し上げたいです。
ヨンダさんどうもありがとう。
他にも、本件の被害者でもないのに
怒り続けて下さっているぴこたんさん(仮名)にも
感謝しております。
それが精神医学的にどのように説明されるのかは分かりませんが、
(教えてK医師😁)
他者が怒ってくれる事は、救いや支えになりました。
悪意の詐欺で傷つけられたのもTwitterですが、
匿名の善意に救われたのもまたTwitterでした。
しかし、Twitterはマスカレード(仮面舞踏会)。
ひとことに被害者アカウントといっても、
誰が本当の被害者で、
誰が相手側のスパイなのか分かりません。
当時、疑心暗鬼であった私は、
自衛の為に怪しいと思われるアカウントはブロックしました。
ブロック基準は、
「加害者側が知りたい(であろう)情報に
アクセスしてくるかどうか」、
「利敵行為をしているか」でした。
だから、DMで唐突に
警察への届出の有無等を聞いてきたアカウントは
速攻でブロックしていました。
また、加害者が知りたいであろう情報
(警察への届出の有無や被害届受理の有無)
をアンケートで募り、公開しているアカウントもブロックしました。
彼らはTwitterに無垢の信頼を寄せるデジタルネイティヴなのかもしれません。
純粋な善意でそのアンケートを行ったのかもしれません。
ただ、
そのような行動が加害者側に必要な情報を届けたり、
加害者側のプロパガンダに意図せず利用されるリスクもあったのではないかと思います。
ご自身の行動が招き得るであろうそういったリスクを予測し
もう少し慎重に行動した頂きたかったと思います。
失敗から得られたであろう教訓を活かせなかったら、
失敗から何も学べなかったのと一緒ですから…。
逆に私もブロックされることもありました。
このアカウントを作り立ての頃、
喜び勇んで梅ちゃん(仮名)をお迎えに行ったら、
折悪しくログイン中だったのでしょう
秒でブロックされてしまいました。
そのブロック捌きの鮮やかさは、
K医師に負けず劣らずでした。
でも、梅ちゃん(仮名)を恨んでませんよ。
あの頃は皆、猜疑心に満ちて疑心暗鬼になっていたのです。
ただ、私が誤ってブロックした方がいらっしゃったとしたら、
この場をお借りしてお詫び致します。
さて、冒頭に述べた政治不信。
そのような政治不信の中でコロナ禍が起こったことが
我が国の不幸の一つであったと思います。
嘘や出鱈目の政府が行うコロナ対策は信用出来ないと考えるのか、
嘘や出鱈目の政府でもコロナ対策だけは真剣にやると考えるのか。
そのような中でコロナ対策についても、
PCRを推進するのか抑制するのか?
ワクチンに危険性はあるのかないのか?
はたまた所謂陰謀論に至るまで議論百出の状態でした。
しかし、それらはそもそもは政府への不信感に端を発して、
そこから更に深刻な対立や分断が生じているように見受けられます。
先述のK医師の属する界隈はPCR推進派と名付けるべきでしょうか?
正確なマッピングは難しいものの、
今回その界隈の中の川上教授よりA本販売に疑義が呈されたのは
今回の事件の中でも寿ぐべきことの1つでありましょう。
勿論、理屈から言えばそれは当然の行動であるとも言えるかもしれません。
しかし、党派性に拘泥し、
そのような当然ともいえる行動を取れない人もいたことに鑑みれば、
PCR推進派という党派性を超えてK医師に疑義を突きつけた川上教授の行動は
賞賛に値するものだったと思います。
また、Kawa先生が
「自費出版物に関するツイートを好意的にRTして点
及びご自身が注文したことをTweetした点で
他の注文者の少なくとも一部の方々に一定の影響を与えたであろう点について」
誠実に謝罪されておられました。
この謝罪は、
醜いものでお腹いっぱいだった本件において一際清冽な印象を残しています。
人は間違うこともある。(人間だもの)
ただ、その時にそれを認めて謝れるか、
それとも居直るかで天と地ほどの開きを生じるものだと思います。
それでは、
最も派手に宣伝されていたK医師はどのようなご対応だったのでしょうか?
K医師は述べられました。
Twitterは「ひとり言」だから、
それを信じたのは信じた人の「自己責任」だ、と。
その言い草は、
彼女らが批判してやまない新自由主義者と瓜二つではないかと思います。
私は嘗てK医師のRetweetする内容に概ね賛意を感じておりました。
しかしながら今は、
K医師個人のTweet、Retweetには全く信を置けなくなってしまいました。
それは、(彼女の言葉のとおり)
「言っていることよりもやっていることでその人を判断した」結果であります。
また、これら一連の言動は、単にK医師個人の問題に留まらず、
医師という職業に対する信頼をも失墜させるような言動ではないのでしょうか?
その後、ヨンダさんがK医師に対して
書籍について礼を尽くして質問しましたが、
冷たくブロックされてしまいました。
最近のK医師のTweet・Retweetを見るに
陰謀論に接近しているような印象さえあります。
ハリーポッターに出てきた「みぞのの鏡」。
不都合な現実から逃避し、
そうあってほしい仮想の現実に耽る事により
次第に現実感を喪い、
夢の世界に生きてしまうリスクを
ダンブルドア校長も指摘していました。
その他にも、党派性に拘泥した結果なのか、
おらが村のスキャンダルをおおっぴらにされるのが面白くなかったのか、
PCR推進派の中から川上教授を攻撃する方もいらっしゃいました。
判断は人それぞれでしょうが、
私は見ていて非常に情けなく、そっとフォローを外しました。
見るからに怪しい本件に警鐘を鳴らすのがそんなに悪いことだったのでしょうか?
Factを追求すべき科学に携わっている方々が
そのような党派性に囚われている事に強い危機感を持ちました。
とても頭の良い筈の方々ですら、
党派性、もしくはTwitterの蛸壺化の陥穽に落ちてしまうのだから、
それが如何に判断に悪しき影響を与え得るのか、
についての好例だと思います。
他方、(正確なマッピングは分かりませんが)
K医師と何故か対立する界隈にいるらしい屋代先生。
屋代先生はその属する界隈からしたら、
対岸の火事としてこの無様な一件を嘲笑っていいお立場ではないかと思います
(実際に嘲笑っている人もいらっしゃいました)。
それなのに早くから警鐘を鳴らし、
被害者に寄り添って、
自ら矢面に立ってA一味と対峙して被害者のために闘って下さりました。
酷い事に「売名行為だ」とか言われながら。
そんな屋代先生のご奮闘のお陰で本件は有耶無耶にならず、
返金まで漕ぎ着けたものと思います。
この場を借りて最大限の感謝をお伝えしたいです。
屋代先生どうもありがとうございました。
さて、A医師()は一体何をしたかったのでしょうか?
購入者からお金を受け取り、
何重にも返金したりする変わった遊びをしたくてこんなことをしたのでしょうか?
そのために2年もの間、念入りに下拵えをしていたのでしょうか?
最初からこうするつもりだったのでしょうか?
それとも、途中からふと魔が差してこんなことをしてしまったのでしょうか?
答えは勿論、A医師()本人じゃないと分かりません。
ただ、蛸壺の中のイドラが、
A医師()という虚構のモンスターを生み出してしまったのではないか?
そんな気もしています。
さて、季節は春です。(BGM The Beatles「Here Comes The Sun」)
固い氷がゆっくりと溶けて、清泉な雪解け水になるように、
そろそろ私も自分の頑なだった心を宥和させたいと思うようになりました。
だから、永年住み慣れた、党派性に固定された洞窟を後にしようと思います。
まだ冷たい春の風に吹かれながら、
正しいものは何なのか、
一つの意見に拘泥するのではなく、
反対意見にも心を開いてもう一度問い直して行きたいと思っています。
(BGM尾崎豊「僕が僕であるために」に変わる)
海の向こうでは戦争が起きています。
戦争に関する各国の報道もショッキングなものが多いですよね。
それがリアルであれフェイクであれ、
感情を揺さぶられたら正常な判断をすることはその分難しくなることも
この度痛感しました。
だから戦争の報道にも慎重に接していきたいと思います。
2022年3月18日
村上RADIO特別版 (村上、村上すみません。私、「村上主義者」なんです)
「戦争をやめさせるための音楽」の中で
村上氏は最後にこう締め括りました。
ワクチンの是非、PCRの取り扱いなどについて、
Twitter上では多くの「医クラ」の皆さんが
多大な影響力を持っていらっしいます。
言うまでもなく、
医師は物凄い才能に恵まれ、
かつ大変な努力もされてきたエリートです。
ただその発言を見るに、
「空気感染はしない」
「PCRを抑制せよ」
とう首を傾げるような主張をされる方もいらっしゃいました。
(空気感染については、2022年3月28日月曜日、
感染研がエアロゾル感染をようやく認めました。)
もし、
そのエリート意識で日本の体制(システム)と
自分を自己同一視されている医師がいらっしゃるとしたら、
やはりこの件を他山の石として頂きたいと思います。
確かに、A本事件は滑稽なポンチ画です。
でもポンチ画にも一抹の真実があります。
それは、自分のいる党派を盲信してはいけない、という事です。
同じように頭の良い、PCR推進派の中の人にもその党派性の陥穽にハマってしまった方がいらっしゃったことは既に述べたとおりです。
違和感を感じられたら、良心に従って一旦立ち止まり、再考してみて下さい。
システムは金もあるし、権力もある。
謂わば現世利益の象徴かもしれません。
だからその分、それが誤っていた場合の被害もまた甚大です。
本件のように笑い話で済むものではありません。命がかかってきます。
強大なシステムに対し、
自分の良心なんて取るに足らないちっぽけなもの、
と思われるかもしれません。
また、そんな事は青臭い理想主義だと嗤われるかもしれません。
でも決してそんなことはありません。
何よりも、あなたの良心は、
あなたの人生にとってもかけがえのないものではないのでしょうか?
既出の屋代先生は、
サギプロでのご活躍を拝見すると
お身内である医師にも敢然と斬り込み、
今、満身創痍の状態のようです。
(2022年3月25日金曜日、
屋代先生はサギプロを離脱されました。
ご賢明なご判断だったと思います。)
屋代先生のお言葉「Trust nobody」のとおり、
誰の事も絶対視しないように努めております。
スナフキンも言うではありませんか。
そして、その自由には、
思考の自由、精神の自由が含まれることを
今回の事件で学びました。
それでも尚、
党派性無視!
勝敗無視!で
自分の良心に従って斬り込むべき時には斬り込むそのご姿勢は、
やはり信頼が置けるものと思います。
医クラと呼ばれる方々が、
皆、屋代先生のようであれば
それはそれで大混乱でしょうが、
私が医師に期待する姿の1つがそこにはあるように思います。
逆にA医師()という存在だって、
ある意味渇望されて現れた存在だと思います。
何かしら人の心に響くものがあったのです。
それは「何かのために血にまみれて闘う」人の姿ではないでしょうか?
多種多様な陰謀論界隈にも
それぞれそのような医師()の存在があるように思います。
そして、それらは取りも直さず、
現状の医師アカウントに対する
アンチテーゼのような気がしてなりません。
最後に、川上教授はこの事件により、
Twitterが危険で恐ろしい場所である、
と受け止められることを大変危惧されておりました。
確かに本件のように怖い事案もあります。
Twitter上にしか存在しないものの売買には、
より慎重になるべきでしょう。
(基本的に買ったらあかんで❗️)
ただ本件を通じ、新たな出会いもありました。
屋代先生とはこの件がなければお話しする機会も無かっただろうと思います。
また、もし書籍が順調に配達されていたら、
被害者アカウントの方々ともお会いできなかった筈です。
先述のとおり、確認した訳ではありませんが、
被害者アカウントの女性たちは皆、勇敢で、優しく、聡明な方々でした。
そのような素晴らしい女性たちにお会いできたことは不幸中の幸いでした。
Twitterという匿名の世界では、
匿名を隠れ蓑にした悪意者を排除する事は難しいでしょう。
それでもなお、私は匿名の善意を信じたいと思います。
少なくとも私は匿名で善を為す者になりたいと思っております。
また、
A医師()側の窓口として名前や住所、電話番号等が晒されてしまったIさんも、
その優しさに付け込まれて利用されてしまったのではないかと勝手に推察しております。
見方によっては加害者側ではあるけれど、
やはり被害者であったのではないか?
逆に被害者であったとしても、
巨視的に見れば加害行為に手を貸してしまったのではないか?
被害者の私としては、思いは複雑です。
そしてK医師によりDappi呼ばわりまでされた私たち被害者に寄り添って、
矢面に立って闘って下さった屋代先生。
本件全体をとおして振り返ると、
やはり女性の素晴らしさに救われる事がとても多かったです。
ですから最後のBGMはありったけの感謝と共に
John Lennon「Woman」を贈りたいと思います。
あとがき
もっと色々面白いネタもあったのですが、
やはり現段階では書けないことも多々ありました。
そこでここで書けなかった内容を上中下巻に分けて、
冊数限定、先着1000名に皆様に販売したいと思います。
欲しい方は12,000円を前払いで…って冗談ですよ。
そんな話も、押し貸しももうNo thank you.ですからね。