僕が君に伝えたいこと、
僕が君に伝えたいのは、
そして忘れないでいてほしいのは、
本を読んでいても、庭に咲いた甘い花の匂いはわからないってこと、
本を読んでいても、爽やかな風を感じることはできないってこと、
本を読んでいても、恋人の手の温もりを感じることはできないってこと、
本を読んでいても、本当の意味で傷つくことはできないってこと、
もちろん、本にはいろんなことが書かれていて、
君はいろんなことを思うだろうけど、
それは人の人生なんだ。
だからたまには顔をあげてほしい。
そして外を見てほしい。
君の前に広がっている世界を大切にしてほしい。