教科書の各論Ⅰ・Ⅱや調べ学習の中で、特に関心を持った領域を2つあげ、それぞれにおける心理臨床の特徴についてまとめなさい。聖徳通信 健康・医療心理学Ⅰ 第2課題第1設題 S評価
この出題に対する講師の評価、参考文献等は文末に記載しています。
また、2020年12月時点でのテスト出題傾向についても簡単にまとめています。
課題内容
教科書の各論Ⅰ・Ⅱや調べ学習の中で、特に関心を持った領域を2つあげ、それぞれにおける心理臨床の特徴についてまとめなさい。
課題本文:1600字
関心をもった領域の第一が小児科における心理臨床である。小児科における心理臨床の最大の特徴として、乳児期から青年期に至る0歳から17歳までの子供を対象としていることがあげられる。対応する疾患も風邪などの軽度なものから、登校拒否や自閉症といった精神神経疾患、さらには白血病など死に直結する重度のものまで、多種多様である。セラピストには、それら多岐にわたる疾患をもつ子供に柔軟に対応することが求められる。小児科のセラピーでは、クライエントが自身の抱える問題を上手く伝えられない子供であることも多く、母親や父親など養育者からの情報が頼りとなる。さらに保護者以外にも、学校関係者、医師、看護師、その他関係機関などと幅広く連携をとる必要がある。
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