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信用評価機関【WES】とは

おはようございます。

今日は、留学経験があっても聞きなじみのないかもしれない信用評価機関について説明しようと思います。

便利な翻訳ツール

入学や就職をする際、卒業した高校や大学の成績および卒業証明書が必要になります。これは海外も例に漏れず提出する必要があるのですが、英語圏の国に提出する書類を母国語(英語以外)のまま見せることってできないですよね。それらの書類が実際のものであると英語で証明する必要があり、そこで成績評価や卒業証明書を翻訳してくれるのが信用評価機関というわけです。

在籍する学校によっては英語翻訳済みの書類を学校自ら発行してくれるケースがありますが、信用評価機関を通して書類を提出した場合、明確なメリットがあるので紹介します。

日本と海外の評価形態の違い

大前提として、日本と海外の学校の成績評価のつけ方は違います。大学を例に挙げてみます。日本の大学のGPA算出方法は、全受講したクラスの評価を全受講したクラスの数で割ったものです。つまり単位を落としたらF(=0)が付けられますが、Fを含んで計算されています。対して、海外の大学のGPA算出方法は、単位を取った全てのクラスの評価を単位を取った全てのクラスの数の割ったものです。ここではFが含まれずにGPAが計算されています。

注意するべきは、留学を受けつける海外の大学がこの事実(評価形態に違いがあること)を知らない場合が多いため、単純に在籍する学校が発行してくれる英語翻訳の成績証明書は、完全な意味で翻訳できているとは言えません。

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