新しい技術は組み合わせで現れている
技術は突然現れるない。アインシュタインの発見を応用し、新しいものをつくっている。
ノーベル賞の受賞対象となった「光電効果」は、それまで光は波であると考えられていたが、「波であるとともに、電子でもある」ということが発見されたのだ。
この発見が身近に活用されているのが、自動点灯。
街灯などで暗くなると自動でスイッチが入り、明るくなると消える。
回路に特性のセンサーを組み込んで、その周囲の光を電子に変え、それで電流を流したりするもの。
光の量が多いと電気を消して、少ないと電気をつけるという仕組み。
「光は波とともに、電子である」という考え方は、量子力学の始まりでもあった。
アインシュタインは量子力学の開拓者。
デジタル技術の進展には、半導体も欠かせない。
これは量子力学によって大きく進歩した。
新しい技術は突然現れない。
すでにある技術の改良や組み合わせで現れる。
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現代を見渡せば、未来は見えてくる。
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20年前の2000年代の初めまでは、自動運転車は技術的に実現不可能とも言われていた。
将棋でコンピューターが人間に勝つのも難しいと思われていたが今はどうだろう?
強い棋士ほど、AIと対戦して練習しているというところまでに進化している。
アインシュタインの時代と比べると、加速度的にものすごい勢いで早くなっている。
今から10年後を考えてみよう。
窓の外を見渡せば、ドローンや空飛ぶ車ご行き交う世界は当たり前にらなっているはず。
そこら中に監視カメラ張り巡らされ、いろんな場にセンサーか組み込まれて、あなたの行動どころか健康状態まで把握されている可能だって考えられる。
現時点では多くの人は信じないかもしれない。
だけど、10年後はスマホの様に誰もが当たり前に利用している。
10年後には、多くの人はドローンや空飛ぶ車は便利だと思って使っているが、そのテクノロジーはもう過去のものになっているに違いない。
今現在、10年後の2030年代のドローンや空飛ぶ車のことを考えている人に先見性があるからだ。
新しいテクノロジーが出てきた時に、疑ったり批判的になるのが人間の性で多くの人がそうだと思う。
今後テクノロジーがどう世界を変えるのかを知っておくのと、知らないとではものすごい差が出てくると思う。
ほとんどの方々はテクノロジーに鈍感だ。
15年前を思い出して欲しい。スマホが世に出てきてこれまでたったの15年で世界が変わった。
だからこそ、テクノロジーの可能性を知り、そこにいち早く気づけた者だけが、突出して大衆から抜け出せると思う。