THE WのAマッソがすごかった。
「The W 女芸人No.1決定戦」が放送されている。
実はさっきまでこの番組に対する不満を書き連ねようと思っていた。
・そもそも女でくくるな!
・タイトルだせぇ!
・漫才、コント、ピンネタ、歌ネタなんでもありってなんだよ!
・スタジオ、女だからってピンクすぎるんだよ!
・日テレがM1やキングオブコントやR1に匹敵する番組をムリクリ作っただけだろ!
などなど、正直全然好きになれない賞レースだった。
こんなことを言う自称お笑いファンは「お笑い通ぶんな!」とたぶん嫌われるが、それでもあえて言わせてもらうと、Aマッソとか紅ショウガなんてM1で戦えるんだから「The Wなんていう異色の賞レースは出ないぜ!」くらいのスタンスで居てくれてたほうがかっこいいと思っていた。
で、今、私はAマッソのネタを観終わったところだ。・・・
すごかった・・・
漫才でも、コントでもない、不思議な時間だった。薄暗いステージに現れた彼女たちの背景に、大きなプロジェクターが。次々と現れては消えていく文字や絵に合わせて舞台上の二人がテンポよく会話を進めていった。
ディズニーランドのエレクトリカルパレードを見ているような感覚に陥った。それは子供のようなワクワク感。すぐにTVを消すつもりだったが、思わず最後まで見入ってしまった。
そして気付いた。そうか!これがThe Wの真の闘い方か!なんでもできる、を逆手にとって、漫才でも充分に優勝できそうな彼女たちが、あえて新しいことに挑んで、誰も見たことのない新たなお笑いを披露していた。
とても奇をてらった漫才をするAマッソにはThe Wの栄冠は似合わないよなぁ~って勝手に思っていた。だが、このネタ、かなり斬新で、これはこれでとてもAマッソっぽいのではないかと感じた。(とか言って私はただのにわかファン・・・)
優勝したら、かっこいいじゃないの~!?チェイ!!!
追記:
吉住さんが優勝した。
・・・予想は外れたが、すごい納得感。演技、声、表情、設定、どれもものすごく面白かった!
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