ニューヨークChannelが面白すぎる!!
今日は私が最近はまりまくっているYouTubeチャンネル「ニューヨークOfficial Channel」を紹介したいと思う。
ニューヨークって?
吉本興業所属、ツッコミの屋敷さんとボケの嶋佐さんによるお笑いコンビ。
2019年M1決勝進出、2020キングオブコント準優勝、2020年M1決勝進出とまさに今ノリに乗っている。
私が彼らのYouTubeチャンネルを発見したのはほんの2カ月前くらいだ。いつものようにお笑い動画を漁っていてたところ、たまたま金属バットがニューヨークのチャンネルに出ており視聴したのがきっかけだ。
金属目当てで観始めたのだが、ニューヨークの2人がものすご~く良い感じである。すごく笑ってて、にこやかで、会話を盛り上げるのに徹していた。屋敷さんはどんどん質問してくれるし、嶋佐さんも静かに聞き入っている。「なんだかとても良い雰囲気の二人組だなぁ・・・!」と思った。
ニューヨークというコンビ自体はうっすら知っていた。しかしネタ以外で彼らをちゃんと見るのは初めてだった。そもそもニューヨークという名前を初めて聞いたのは、何年か前に不適切発言かなんかで炎上したとかいうニュースを見た時だった。だから正直めちゃめちゃ印象は悪かった。チャラチャラしてて面白くない二人組なんだろうなぁと思っていた。そして去年のM1の決勝は、「あ~あの炎上してた芸人かぁ」と言う感じで斜に構えて観ていた。案の定彼らの歌ネタはあまり面白くなくて、順位も最下位だった。
それなのに!実際にちゃんと彼らのしゃべる姿をみたところ、ものすごく良い!相手が喋ることをうんうんと相槌を聴きながら聞いて、突っ込んで、笑って盛り上げている!金属バットなんてふざけた返ししかしないのに、すごく丁寧に会話をしていてとても楽しそう。私が抱いていたイメージとは真逆の姿がそこにはあった!
もっと観ていたい!そう思い、次から次へと視聴した。なにしろ、2019年の1月から毎日動画をアップしているので、ざっと600本以上はアップされている。ご飯を食べるときも夜の時間も、めちゃめちゃ観た。どれも本当に面白い。
例えばこちら。会議で漫才のツカミを制作して実際にお客さんの前で披露してみるというシリーズ。
漫才のネタがつくられる過程が観れるのはすごくおもしろかったしポンポンアイデアが出てくるのもすごかった。会議で出て私にはピンとこなかったアイデアもニューヨークが実際に舞台でやるとおもしろくなっちゃうから本当にすごい。アイデア出してる構成作家の人たちももちろん面白いけど、舞台でおもしろく披露する力ってのも芸人には必要なんだなぁ~と改めて実感した。
続いてこちら。X JAPANの「紅」に合わせて大喜利をするというよくわからない企画。
大喜利の回答自体はほんとうに普通なのだが、なぜか観ていて爆笑してしまった。大喜利×シャウトって面白すぎる。
あ、なんだかんだこれが一番笑ったかも。セクシーな美女にエロいことをされていれば殴られても痛みを感じないのかという検証動画。単純に嶋佐さんのリアクションが面白すぎる。
・・・企画系の動画はどれも面白いので紹介しきれない!
あと、漫才とコントのネタも上がっている。コントで一番笑ったのはこれだなぁ。
これ、「セ〇クス」連呼するのでテレビでは出来ないのかな、本当にもったいない!嶋佐さんの演技が光っているし、屋敷さんの、テトテトした天然キャラ系のしゃべり方も好きだ。「逃げちゃう逃げちゃう時間が逃げちゃう!」がしばらく頭のなかグルグルしてた。(最後セリフ噛んじゃってるのが悔やまれる。)
そして、懐かしの「ラブソング」。
あれ、、、おもしろい!なんで去年のM1笑えなかったのか・・・。人柄とか芸風とか知ってからのほうが面白くなるのかな、、、?
別の動画でも「れいせ~い!」とか「ラッキボーイ!」とか会話に挟んでくるんだが、これがまた面白い・・・!
ネタをたくさん見て思ったが、彼らのネタは偏見に満ちていた。女や金持ちや格好つけた男やキャーキャー言われる男アイドルに対する偏見。なんというか、ハングリー精神に満ちた感じのネタ。私はやっぱりちょっと毒のあるネタが好きみたいだ。
ニューヨークChannnelから学んだこと
さて、すっかりニューヨークのファンになってしまった。毎晩毎晩遅くまで観てすっかり寝不足だ。
最初はとても印象が悪かった二人であるが、チャンネルを観れば観るほど、彼らの虜になっていた。屋敷さんの毒のあるツッコミと何があっても飄々とした感じ、嶋佐さんの独特な動きとクシャッとした笑顔が特に好きだ。
でも一番の理由は、彼ら自身が心から、芸人としての仕事や人生を楽しんでいるように見えるからではないかと思う。仕事がないことも給料が低いことも自虐にして笑っている。そしてオレが一番おもろい!オレらはプロや!という謎の自信を持ち続けている。やっぱり心から楽しんでいる人を観るとこっちも楽しい気持ちになるし、信念を貫き続けている姿はシンプルにかっこいい。
誰かが誰かのファンになるとき、大事なのは芸や功績や知名度ではなく、その人自身の「人柄」であることを、彼らのチャンネルを通して学んだ。